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「E-textileについて考えようミーティング」を開催しました(2)

こんにちは。Surface&Architecture UXデザイナーの土田(どた)です。

前回の記事からもう半年近く(!)たってしまいましたが、
ひきつづき「E-textileについて考えようミーティング vol.1」の当日の様子をお伝えしようと思います。
第1回は「Eテキスタイルについて知る」をテーマにゲストにXenomaの網盛さんをお招きし、
Eテキスタイル業界のお話も交えつつ最新のEテキスタイルデバイスも紹介していただきました。Xenamaさんは次世代スマートアパレルe-skinを開発した東大発ベンチャーです。
まずEテキスタイルができるまでの流れと、いくつかの事例をピックアップして事例紹介していただき、

Eテキスタイルがどんな可能性を持っているのかについて、参加者の皆さんで議論しました。

Eテキスタイルの服を持っている服とあわせたい
着ていると、お金をもらえたりしたい
行動解析して、普段の行動をデータ化したい
などなど、初めてEテキスタイルを知る参加者の方からも興味深い意見をいただきました。

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さらに、Xenamaさんのスマートアパレルを使った地磁気なしのモーションキャプチャーデバイスを試着させてもらいました。


加速度センサが入ったパンツを履くだけで、この精度で姿勢のデータがとれることで、これまでのトラッカーを用いた計測方法よりも、制約が少なく、より自然な状態のデータを集めることができます。日常的にセンサーの付いたパンツを履くことで、普段意識しない自分のクセや習慣への気付きとなりそうです。

こちらはすでにMEVAとして、発表もされています。

布は人との生活に密着して存在しているマテリアルなので、
Eテキスタイルが日常に偏在することで取得されるデータは想像以上の恩恵をもたらしそうです。Eテキスタイルの分野はまだまだ発展途上なので、
私も引き続きコミットしていきたいと思います。


Surface&Architecture 土田哲哉

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