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モテる聞き上手「傾聴」の技術

こんにちは、藤井隆博です。

聞き上手はモテます。

特に、女性はお喋りが好きで
コミュニケーション重視型であるように

女性から話を気持ちよく引き出せる男性は
モテるというわけです。

しかも、人間は自分の話を聞いてもらうことで
脳自体も強烈な『快』を感じる

ということもわかっています。

また、自分は喋るのが得意じゃないから
会話が苦手だと認識している人も多いですが
(僕も喋るのは苦手人間です)

そもそも、会話において本質的に重要なのは
「聞く」ことであるため

喋るのが苦手でも
というか苦手だからこそ

「聞く」ことが上手ければ
”会話上手”や”話していて楽しい”となるわけです。

というわけで今回は
相手が気持ちよく話してくれる
「傾聴」の技術をお伝えしていきます。

まず、『傾聴』というのは
もともとカウンセリングに
活用されてきたコミュニケーションの技法であり

この傾聴には
心理学者カール・ロジャーズが定義した
「アクティブ・リスニッグ」(積極的傾聴)
というものがあります。

そして、このアクティブリスニングを
行うためには3つの要素があります。

一つずつ紹介していくので
「聞く」際に実践してみてくださいっ。

1.共感的理解

これは、相手の立場に立って
共感しながら理解しようとすること。

まず簡単なところだと
そもそも共感的理解とは
同調や賛成することではなく、

「あなたはそう思っている」
「あなたにとってはそれが重要である」
「あなたにとってはそのような意味がある」

というように、相手の感情を
理解することでもあります。

なので、まずは相手の感情を
理解していることを示せばOK
です。

あるいは、共感と似たもので
「同感」を使うことも有効です。

ここでいう『同感』とは
相手の経験を自分に重ね合わせる
というイメージです。

要は
「自分は同じ経験がある」
「自分と共通点がある」
「自分はそれを知っているので、
あなたの状況が理解できる」

というように、自分の体験をもとに
共通点から相手を理解しようとするもの。

例えば、「私、彼氏からなんの前触れもなく
フラれたことがあってすごくつらくて」
という話をしていたら

「俺も実は、3年付き合ってた人に
突然別れようって言われたことがあって」

というように「自分も似た経験があるから
君の気持ちがよくわかるよ」
という同感的な理解を示されると

相手も「本当にわかってるんだ」
と感じやすくなったり

共通点によって親密感を
感じやすくなったりします。

で、どんどん話せる、と。

こんな感じで、共感的理解は
「わかる、わかるよ君の気持ち」
と共感を示すことによって

「わかる!?でね!でね!」と
相手からの開示が増えるというわけです。

2.無条件の肯定的関心


「無条件の肯定的関心」とは
相手の話の内容がどんなものでも
初めから否定することなく

なぜそのようなことを
考えるようになったのかなど
関心を持って聴くこと。

要は、一旦受け入れる
というこどです。

例えば、相手が
「年収1千万円以上の人じゃなきゃ結婚できない」
と言っていた場合

「年収1千万円の男からしたら
君はそれに見合う女じゃないよ」とか
「だから結婚できないんだね」と思っても

とりあえず一旦受け入れる。

相手が話している途中なのに
むたみにアドバイスしようとしたら
相手を否定したり
決めつけをしてしまったりするのではなく

一旦受け入れる。

冒頭でも触れたとおり
人は話を聞いてもらえることは
『快』となりますが

途中で遮られるのは『不快』となります。

特にまだ関係が浅かったり
相談など真面目な話のときに
遮られしまうと
ある種、安心を損なうことになります。

この安心があるか否かで
自分の話をありのままできるできない
深いところまで開示できるできない
に繋がるため

この人は、頭ごなしに否定することなどなく
受け入れてくれる・関心を持ってくれる

という安心感を与える
というイメージが重要となります。

そのうえで、相槌を打つとか
注意が散漫になっている状態ではなく
相手に注意をしっかり向ける

「私に関心を向けている」と
感じられる態度、姿勢
といった基礎的なことや

なんで?と理由や背景を
聞いて掘り下げたりし

話を引き出していく、と。

ちなみに、自分の意見を
道したいときなんかも

相手に話したいことを
一旦全部吐き出させると
受け入れられやすくなったりします。

例えば、「家、来て」と打診した時に
「まだ初対面だから~」
という反論が出た場合

相手の反論の途中で
こちらも反論して
説得しようとするよりも

相手に一旦、話をさせて
「わかる」「確かに」と受け入れた上で

説得すると相手も
受け入れてくれやすくなる
という感じです。

交渉でもクレーム対応でも
一旦話を受け入れて聞いて
相手に全部吐き出させて

吐き出し終わった後に
こっちの説得や提案を出すと
それも受け入れてもらいやすくなります。

3.自己一致

自己一致とは聴き手が相手に対しても
自分に対しても真摯な態度で

話が分かりにくい時は
分かりにくいことを伝え真意を確認する。

分からないことをそのままにしておくことは
自己一致に反するというもの。

これ結構、重要で
分からないことがあっても
流してまったり

相手の発言が聞き取れなくても
雰囲気でなんとなく笑っておく
みたいなことやってしまいがち
な人もいると思いますが

話してる側からしたらすぐ気づくし

「なんか表面上だけで聞いてるんだな」
と感じられやすくなってしまいます。

そのまま気持ち悪いズレみたいなものが
残ったまま進んでいってしまったりします。

あとは、聞き返せないと
下手に回ってる感があるので

普通に聞き返したほうがいいです。

…というわけで、傾聴の技術

・共感的理解
・無条件の肯定的関心
・自己一致

でした。

聞き上手になると、
関係を築きやすいとか
好かれやすいというのもありますが

相手が気持ちよく話してくれたり
どんどん自己開示をしてくれたりして

こっちも楽になるので
話の「聞き方」「引き出し方」を
強化していくとお得ですよ。

それでは
今回はここらへんで。

また会いましょうっ!

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