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有名人の画数もこんなに凶数だらけ!(1)

ここでは「姓名判断の結果が凶数でも、まったく気にしなくて良い」という実例を紹介します。約1,500人の有名人の画数を調べたところ、凶数だらけの名前が案外たくさん見つかりました。有名人の名前も全体の約1割は凶数だらけです。

●調査の手順と前提

有名人の名前は、ネット上で簡単に照会できる、有名人データベースを利用させていただきました。この中から、占い師の流派間でルールの違いが比較的少ない、二字姓二字名だけを選びました。また、画数に異説が多い文字等(「々」など)を含む名前も対象外としました。[注1-2]

画数の合計は、多くの占い師にならい、5種類(天格、人格、地格、外格、総格と仮称します)を用いました。

字画数については、新字派(新字体の画数)、旧字派(旧字体の画数)、および康熙派(旧字体にもとづく変則画数)に準じた3種類を用いました。なお、同じ新字体、旧字体をもとにしても、流派が違うと画数の取り方も微妙に異なる場合がありますが、ここでは一般的な取り方に従いました。[注3]

数の吉凶は、占い師ごとに評価のバラツキがあまりに大きいので、現代の占い師86人の評価を平均し、100点満点に対して50点を下回る「数」を凶数としました。下表がその結果です。区分に「-」とあるのは、平均点が50点以上のものです。[注4]

それでは、いよいよ実例を見ていくことにしましょう。次のグループごとに一覧表示しています。

 ① 新字派、旧字派、康熙派の画数がすべて同じになる名前
 ② 新字派と旧字派は画数が同じ、康熙派だけ画数が異なる名前
 ③ 新字派だけ画数が異なり、旧字派と康熙派は画数が同じになる名前
 ④ 新字派、旧字派、康熙派の画数がすべて異なる名前

====================<注記>====================
[注1] 二字姓二字名の利点
 一字姓や一字名の場合、流派によって、「1」を足したり、足さなかったり、年齢によって「1」を「0」に置き換えるなど、恐ろしく面倒なことになる。その点、二字姓二字名であれば、こうした違いを気にしなくて済む。
 詳しくはこちら ⇒『占い師が違うと、数の吉凶もこんなに違う

[注2] 「々」の画数
 この記号には、運筆通りに3画とする流派と、繰り返し符号なので、直前の文字の画数を用いる(「奈々」さんの場合は、「奈奈」と置き換える)という流派がある。面倒なことに、この二流派は新字派、旧字派、康熙派のすべてに存在する。これらを区別するには、2流派×3流派=6パターンが必要だが、とてもそこまでやる気力がない。

[注3] 康熙派による画数
  こちらを参照 ⇒『「渡辺」さんの画数は10通り以上の組み合わせがある

[注4] 数の吉凶評価の平均点
 現代の占い師86人による評価の平均点(100点満点)は下表のとおり。上段が数、下段が点数である。

 たとえば、ある占い師が3段階評価で「2」と評価する「数」があれば、その数の評価点を2÷3×100=67点(小数点以下は四捨五入)とした。 M、Wとあるのは、占い師によって性別で吉凶が異なる数があるため、それぞれを別の数として調べてある。

 なお、この計算方法では、最高点は100点となるが、最低点は0点にならない。(3段階評価の場合、最高点は3÷3×100=100点、最低点は1÷3×100=33点)こうした特性を勘案し、凶数を50点未満とした。ちなみに、50点未満の「数」は全部で40個(MとWを区別した個数)あり、全体の37%になる。
※「現代の占い師86人」⇒『その画数が「凶数」ってホント?』の[注]


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