確か Facebook の広告に誘われて参加した「投資グループ」で、暗号通貨を勧められたのが始まりだ。
こう書くと、いかにも怪しいが、今のところ、プロトレーダーの指導取引による短期売買で、かなり儲けさせてもらっている。

但し、まだ一度も自分の手元に儲けたお金を振り込んだ事がないので、もしかしたら最終的にお金が引き出せないというカラクリなのかもしれない。

それでも、自分は、かなり信用している。
それは、日々、LINE でやりとりしているアシスタントやプロトレーダーとの会話が誠実で好ましいからだ。
しかし、これだって、詐欺師と言うのは、人当たりが良く、善良で親切そうに見えるらしいから、確信は無い。

とにかく、そういう点を全て抜きにしても、ここ１ヶ月の間に「暗号通貨」に対する自分の評価が、かなり変わってきているのは確かだ。

これまでは、暗号通貨に対して、ほとんど興味が無かったし、誰が管理しているかもわからないような実体の無い物に、どうして価値が生じるのか全く理解出来なかった。今でも、ブロックチェーン技術とか言われても、実のところは良くわからない。

それでも、需要と供給の関係で、ビットコインなどで莫大な利益を得た人が多いらしいし、次から次に発行されている新規暗号通貨も、それなりに利益を生み出している。

しかし、株価以上に値動きが激しく、どちらかと言うと FX に近い。
素人が暗号通貨の短期取引に手を出したら、まず損失を出してしまうに違いない。

だから、優良株や金などを長期保有するように、優良な暗号資産を長期保有するのが一番安全なのではないかと思う。
当然、数多の暗号通貨の中でも、世界中に流通しているビットコインやイーサリウムなどの話だが。

それにしても、どうして何の実体も無い暗号通貨が、金や株式のように価値を持ち続けられるのだろう？
改ざん出来ないデータである事と、中央集権的な組織が存在しない事、データの受け渡しがスピーディーで安全な事が、その存在意義らしいが、その価値を担保するものは、あくまでもデジタルデータだけなのである。

自分は、これまで１０年近く株の信用取引をやってきたが、トータルするとマイナスだ。１０年やっても、一向に安定した利益を生み出せない。
それに株の利益は、大きな資本を動かさない限り、個人が１００万や１千万程度の資金で短期取引をしたところで、せいぜい１０％〜２０％稼げたらおんの字。

もちろん、コンスタントにそれくらい稼げるなら、副収入としては有りかもしれないが、勝つ時もあれば負ける時もあるわけで、それを主な収入源として勝ち続けるためには市場分析や企業のファンダメンタルズ分析、テクニカル分析と、一筋縄ではいかない壁がある。

それに比べれば、暗号通貨は、まだ一発逆転のチャンスがある。
新規発行通貨を安く買って、それが当たって１００倍にも１０００倍にも値上がりするケースが多々有るからだ。
結局、元手の無い者が人生に勝利するには、リスクを取るしかない。

たとえ１万円分の暗号通貨でも、１０００倍になれば１千万円になる。
１０万円なら１億円だ。
今流行りの「億り人」も夢ではない。
まぁ、１０００倍にも値が上がる暗号通貨は、そうそう無いが、１００倍くらいなら、結構あるようだ。
あなたも、暗号通貨で夢を買ってはどうだろう？
宝くじよりは確率が高そうだ。