桜

約40年間、首都圏で暮らしたオイラが、伊豆の別荘地に移住して3年目を迎えた今、こ〜んな事を実感してるズラ〜!

新しい年度が始まりました。しかも、1ヶ月後には、新しい元号「令和 が施行されます。個人的には、もういい加減、元号を廃止して欲しい と思いますけど・・・。

さて、オイラは、首都圏で 約40年間、暮らしました。
そして、2017年の4月、ここ伊豆半島の付け根に位置する 静岡県田方郡函南町 という ド田舎(地方都市)にやって来ました。
この4月で 3年目 に突入です。

3年目に突入と同時に「熱湯パンチ」から離れる事にしました。
どうも 方向性が違ってきた ように感じるからです。伊豆エリア は、個人的に気に入っているので、情報発信は続けていきたい と思いますが、今後は、個人で淡々とやっていくつもりです。

さて、首都圏 から 伊豆の山の中 に移住して3年目に突入し、一番大きな違いを感じているのは、通勤のストレスが減った事 です。
通勤と言っても、私の場合は 3日に一度のアルバイト ですが、現在、片道30分ほどの クルマ通勤 をしています。

実は、伊豆 に引っ越す前に住んでいた 川崎 でも、職場まで、スクーターで30分 でした。通勤時間は変わらないのですが、同じ30分とは思えないくらい、距離感に差 があります。もちろん、伊豆 の方が 短く 感じます。

川崎 の場合、職場までの距離は約9キロメートル。現在は、約10キロメートルで、実は、現在の方が若干、距離が長い のです。
にもかかわらず、体感的には、川崎 に住んでいた頃の 半分くらい に感じます。これは、ひとえに 道路が空いている せいだと思います。まぁ、30分の半分は 山道 ですから、ほとんど 対向車 も 後続車 も無いわけです。

川崎では スクーターで30分 と書きましたが、スクーターだから30分なので、クルマだと1時間くらい かかりました。(たまに内緒でクルマを使った事があるので。)それに 繁華街を通っていた せいで、人やクルマに対する緊張感 が半端なかったのを記憶しています。
渋滞 って、いかに ストレス になるかという事です。

また、都会 は、どこに行っても、人・人・人・・・。
今は 温泉地 に暮らして居るので、決して人が少ないわけでは無い のですが、首都圏の人口密度は 異常 です。
いつも、カーテンを閉めきって暮らしていたし、ほぼ、どこへ行っても、誰かが居ます。自宅から一歩、外に出れば、誰かしらと遭遇します。

それが今や、山の中の一軒家。まぁ、これは、半分見捨てられた別荘地 だからこそですが、野生のイノシシが出るくらい静か です。
ただ、それを 良しとする人 と、そうで無い人 は、いるかもしれません。
私に取っては、この 静けさが、何より有り難い ですが・・・。

問題は、フリーライターの小林紀子さん も書いていたように、生活を支える「職種」が少ないことでしょうね。もっと言えば「クリエイティブな職種」が 、皆無という事です。
第一次産業をクリエイティブな職種と捉えれば別ですが・・・

私自身は、これまで散々、好き勝手に生きてきたので、ここ(伊豆)での仕事は、生活費の足しにする のが目的で、職種へのこだわり は、ほとんど有りません。強いて言えば、楽が出来る こと。

しかし、現役世代 には、仕事=生き甲斐 って人も居ますからね。
そういう人には、選択肢が少ない のは、辛いかもしれません。
ただ、今の時代、インターネット を使えば、何処に住もうが、全国に向けて情報発信が出来ます

それを 生活の糧 とするには、まだまだ ハードルが高い ですが、ある程度の 創作意欲 を満たすのは、昔に比べて、住む場所に依存しなくなった のではないかと思うんです。結局は 才能 ですけど・・・。

だから、現役世代 が地方都市(田舎)に移住する場合、飯のタネと自己表現を別ける のも手じゃないかと思うんです。運良く、自己表現 だけで食べられるようになったら、飯のタネだった仕事 を辞めれば良いわけですから。

あと、伊豆に移住して良かった と実感しているのは、都会で暮らしていた頃に比べると、生活費が、あまり掛からなくなった事です。一応、月10万円を目標 にしていますが、今のところ何とか、その範囲内でやれています。

食費 や 交通費光熱費 なんかは、首都圏に住んでいた頃と、大して変わりません。じゃぁ、なぜ 生活費 が掛からなくなったかと言うと、遊興費 が激減したためです。
元々、ギャンブルはやらないし、あまり飲めないタチなのですが、以前にも増して、夜は出歩かなくなった し、友達と飲み歩く ことが、無くなりました。友達が遊びに来ても、クルマで移動するしか無いので「家飲み」しか出来ません。

だから今は、せいぜい、3日に一度の 公共温水プール と、月に1〜2回の 映画鑑賞 くらいしか 遊興費 を使うところが有りません。
そんなんで人生、楽しいの?・・・って思うかも知れませんが、欲求が無いんですよね。不思議なことに。

まだ、こっちに移住して 正味2年 しか経ってないので、もう少しすれば、長い旅 に出たくなるとか、金のかかる趣味 に目覚めるとか・・・変化があるかも知れませんが、今のところは 現状に満足 しています。
そもそも、私は リタイア して、こっちに来たわけですから、現役世代が地方に移住する のとは 根本的に違う と思います。

また、私の場合は、首都圏に住んでいた頃も、ローンが終わった持ち家(マンションですが)だったので、住居費 に関しては、今とそれほど変わりはありません。せいぜい、マンションの管理費、年間20万円ほどが無くなったくらいですが、今度は、別荘地の管理費 が、年間6万円ほど掛かっています。それでもトータル14万円ほどは減りましたが・・・。

しかし、もし首都圏で 賃貸暮らし していたなら、住居費の削減 は、バカにならないはずです。賃貸物件なら、同じ程度の物件でも、首都圏より3割〜4割は安くなる ので、年間20万円〜30万円 は、生活費を削減出来ます。
さらに、私のように 別荘地の中古物件 を購入するなら、新車一台分の値段 で 一戸建て が買えて、限りなく 住居費はゼロ になります。
(ローンで買ったとしても、新車1台分です。)

まっ、そう言うわけで、田舎暮らしは、通勤のストレスが軽減 し、生活費が削減できる という事を、この2年間で身をもって知りました。
後は、病気 や 事故 に、上手く対処 できるかどうかですが、これは都会で暮らしていても リスクは同じ ですからね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?