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仕方なく始めた自炊だが、ズボラ流に徹したら、なんだか楽しくなってきたズラ〜!

新型コロナウイルス の影響で、思わぬ習慣 が身に付いた。
それは、外出の自粛要請 により、外食を控え、自炊する習慣 である。
たまたま、安いランチの店の食べ歩きに飽きて来たところ だったのも幸いした。

実を言うと、伊豆の山奥に移り住むまで暮らしていた東京 では、嘱託の公務員 をやっていて、月の半分くらいは弁当を手作り していた。
それが、こっちに来て以来、めっきり自炊しなくなってしまった

なぜかと言うと、こっちで見付けた 老人ホームの宿直アルバイト で、その日の夕飯と翌日の朝飯が出る ようになったからだと思う。
入所者に出す食事が、検食 という形 で、宿直バイトにも提供される。
はっきり言って、あまり美味くない が、検食なので 仕事の一環 なのだ。

そして、バイトの無い日は、気分転換に ランチの食べ歩き をやっていたし、家に居る時は 出来合いの物で適当に済ませていた ので、ほとんど 自炊と呼べるような料理はしなかった。そう言う気分じゃなかったのだ。

しかし、今回の外出自粛によって 自炊が復活 した。
それも、ズボラーな自分 には打って付けの 手抜き料理 だ。
たまたま、アマゾン で「花のズボラ飯」という漫画本を見付け、とりあえず全3巻を読んだのが キッカケ だった。
そして、ブックオフ・オンライン で、奥薗壽子 さんの「ズボラ人間の料理術」という料理本に巡り合った。

正直、この2種類の本からヒントを得て作った料理は10品に満たないが、料理はレシピ通りに作らなくても美味しく作れる・・・という事を、学んだ。
以来、面倒な行程を省いて、別の方法で美味しく作れないか・・・と常に考えるようになった。

何度も言うが、自分は ズボラー である。そして、待つのが嫌い だ。
だから、料理も手早く 出来ないと続かない。
ちまちまと 下拵え から・・・なんて、とても出来やしない。

そして、自慢じゃ無いが、不器用 である。
キャベツの千切り もまともに出来ない。
生魚をおろす なんて、以ての外である。
そんな自分が、ほぼ毎日、自炊して新しいメニュー に挑戦 している

いくら美味くても、同じメニューを繰り返していたら 飽きてしまうので、せめて、ひと月分くらいの日替わりメニュー を会得したい。
ちょうどこの頃、「山奥ひとり暮らしのズボラな食卓」というブログを始めたのも継続のモチベーション となった。

ところで、具体的に 何をどうすれば手間が省けるか・・・という事だが、箇条書きにすると、だいたい 次の5つ である。

1)出来るだけ、ひとつの鍋かフライパンで済むよう工夫する。
2)下拵えをせずに済むよう工夫する・・・カット野菜なども積極的に使う。
3)常識に囚われない・・・こうでなくてはダメと考えない。
4)チャレンジ精神を大切にする・・・とにかくやってみる。
5)事前にネットなどで情報収集する・・・無手勝流は結局、遠回り。

例えば、天ぷらやコロッケなど 衣を付けて揚げる料理 は、中華鍋 など、底が丸まった鍋に、2センチくらいの油を少し入れただけで「焼き揚げ」にする・・・というのは、前出の 奥薗壽子流。(具が油を吸うので揚げ物用の油の後処理が不要。)

同じく、茹でる料理 は、大量の水を使わず、フライパンに 大さじ1〜2杯 の水だけで 蒸し焼き にすると、味が濃く栄養素も逃げない。これも 奥薗流

冷凍の ジャガイモ や ニンジンタマネギ などをストックしておけば、カレーやシチューを作る時、下拵え無し でオーケー。
冷凍の野菜 は、サラダには出来ないが、煮物や炒め物 に便利に使えて、風味も問題無し。皮を剥く手間 も省ける。これは 自分流

とにかく、料理に時間を掛けない下拵えや後始末を極力省く・・・という視点を持ってメニューを考えると、なにかしら ズボラ料理 に繋がってくる気がする。
まぁ、何だかんだ言ってはいるが、結局のところ、自炊するのが楽しい・・・と言うのが、一番の収穫 だ!

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