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刺激が無いと生きていけない!

7月に入ってから雨ばかり。
梅雨明けは、どうなっているんだろう?

最近は スティーグ・ラーソン の「ミレニアム」に嵌っている。
ドラゴンタトゥーの女」というタイトルで映画にもなっているので、知っている人も多いと思う。スウェーデン の作品だ。

小説の方は 3部作 だが、1部 に付き、上巻下巻があるので 全6冊
スティーグ・ラーソン は、心筋梗塞のため50歳で他界し、3部作 を引き継いで、ダヴィド・ラーゲルクランツ という作家が、さらに 3部作 を書いている。
しかも、すべて上下巻があるので、シリーズの総冊数は 12冊
相当な分量になる。

今は 第3部の上巻 を読んでいるところだが、クチコミに寄ると、第4部以降 も全く違和感なく続いているらしい。
この作品、何が面白いって、「ドラゴンタトゥーの女」こと、リスベット・サランデル の 超人的なキャラクター だろう。

どうも自分は、こういった「超人」に惹かれるようで、今野敏の小説に登場する 拳法の達人たち  や、大沢在昌の「獣眼」、首藤瓜於の「脳男」、井上夢人の「オルファクトグラム」なんかの設定が、大好きなのだ。

この「超人願望」は、自分の中の何かを象徴しているのだと思うが、それは取り敢えず置いておくとして、今の生活は、こういう作品を常に用意しておかないと、すぐに 手持ち無沙汰 になって、不安になる。

特に 新型コロナ のパンデミック以降、民泊の 宿泊予約が激減 し、海外からのゲスト が全く来なくなって、驚くほど生活に変化が無くなってしまった。
(当方、細々と民泊をやっております。)

今の生活は、もともと セカンドライフ のつもりだし、バイトはやっているが、隠居暮らし だと思っているので、ある程度、退屈なのは 覚悟の上 だ。
しかし、だからと言って、人生を悟っているわけでは無い。
相変わらず、煩悩にまみれた日々 を送っている。
だから、刺激の無い人生 は、やっぱり 辛い のだ。

で、その 刺激のひとつ が、今は「ミレニアム」であり、少し前は、大沢在昌の「新宿鮫シリーズ」であり、川瀬七緒の「法医昆虫学捜査官シリーズ」であり、民泊のゲスト であったわけだ。

リア充な人 は、旅に出たり、恋愛したり、不倫したり、引っ越したり、転職したり、新たな趣味を持ったりして、刺激を受けるのだろうが、それが出来ない自分のような者は、小説や映画やドラマに逃避 する事になる。

考えてみたら、この3ヶ月か4ヶ月、ほとんど 自宅に引き篭もっている もんなぁ。
その発端は、新型コロナだが、緊急事態宣言が解除されてからも、自主的に 引き篭もりを続けている。

なぜか知らないが、どこかに行きたい とか、何かをしたい という欲求が湧かない。
ここのところ、FacebookTwitter すら、面倒になってきている。
何事に対しても 無気力 なのだ。
その一方で、何かが起きる のを待ち望んでいるような気がする。
他力本願 ってやつか・・・。

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