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正月に寝込んだ後、身体は元気なのに、さらに一週間ほど引き籠って思ったこと・・・。

正月に 扁桃線肥大 で寝込んでから、その後も、一週間ほど 引き籠った
朝5時過ぎに目が覚めるのだが、朝飯を食べると2度寝して昼前。昼飯を食べて3度寝して15時過ぎ・・・という塩梅だ。
よく眠れるものだと呆れる が、眠れるのだから仕方ない。
頭はクラクラするけども。

ちなみに、三日に一度のアルバイトは、場所を変えて引き籠っているだけ なので、一度も休まなかった。
要するに アルバイトの時間以外、自宅で寝て過ごしていたという事だ。

その間、温水プールはもちろん、映画も、ショッピングも、観光も行かなかったし、自宅に居ても「Amazon prime」の映画やドラマ、大沢在昌の小説 すら受け付けなかった。面倒だから寝てしまう という毎日の繰り返し。

まぁ、しかし、こんな生活でも、ちゃんと暮らしていける から、引き籠っていられるわけだ。誰に迷惑を掛けているわけでも無い。

しかし、そう思う一方で、反省している のだから、矛盾している。
いいじゃないか、堂々と胸を張って引き籠れば
何が、この イライラ の原因なのか?

考えてみれば、今の生活って、引き籠って寝て過ごそうが、そうせずに規則正しく暮らそうが、結果は同じ なんじゃないか・・・という 恐ろしい事実 に気付いてしまった。毎日、積み上がっていくモノ が、何も無いのだ。

サラリーマンであっても、日々、経験を積む し、様々な人生を積み上げて いる。
それにひきかえ自分は、3年前、ここに越してきた時、時間が止まってしまった。

本当にそうだろうか?
家財道具は、着実に増えているし、この辺の迷路のような道も、しっかり覚えた。
民泊のオーナーとしての経験も少しは積んだし、伊豆という地域にも慣れた。
しかし、今より先の暮らし、今より上の暮らし・・・という概念が、無い。

首都圏で働いていた頃は、「先の暮らし」というものを、いつも、それとなく考えていた。皮肉な事に、それが 今の山奥暮らし なのだが・・・。

人間、忙しいと「時間が欲しい、ヒマが欲しい」と嘆く。
そして、時間とヒマが出来れば、今度は「もっと充実した生活がしたい」と、のたまう。

充実した生活をする秘訣は、何かに没頭する時間を増やす事 だと、最近、気付いたが、何かに没頭する為には、面白いと思う事 を見つけなければならない。
結局のところ、堂々巡り なんだよなぁ・・・。

しかし、しかし、考えようによっては、今の暮らしって、毎日、引き籠って暮らしても成り立つ のだ。
これって 凄い事 なんじゃなかろうか?

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