伊豆の山の中でセカンドライフを送っているペースケです。
実は、こちらに移住する時、しばらく海外を放浪したいと考えていました。
その為に、住民票を置く場所として、今の場所を選びました。

ところが、こちらに住み始めて５年が経過しましたが、一向に海外に出掛ける気持ちが起きません。もちろん、伊豆の山の中が住みやすかったのもあります。
また、宿直バイトを始めたので長い休みが取りにくくなったというのもあります。
それに金銭的に余裕が無くなったというのもありますが、実は、それよりも「面倒臭い」という気持ちが強いのです。

とは言え、これまでに数回、国内旅行はしました。
しかし、その度に出掛けるのが「億劫」になるのです。

定年退職したサラリーマンの多くが、定年後は旅行を楽しみにしているのに、いざ定年になって何度か旅行すると、後が続かなくなるそうです。
やはり、旅行するのが「面倒」に感じるのだそうです。

中には、定期的に旅行を楽しんでいる人もありますが、そういう人は、旅行に「テーマ」や「コンセプト」を持っている人が多いそうです。
例えば、温泉巡りとか、神社仏閣巡りとか、車中泊の旅とか、青春１８きっぷの旅とかです。

それなら、何かテーマやコンセプトを作ればいいじゃないかと思うかもしれませんが、その場しのぎのテーマでは、長続きするはずもありません。
「趣味」と同じで、本当にそれが好きで、のめり込むくらいでないと、ダメなようです。

「セカンドライフ」というのは、旅行に行く自由もあるけれど、行かない自由もあるわけですから、別に無理して行かなくても良いと思います。
しかし、毎日に変化が無く、退屈になっていくものです。
そういう時、必要なのが「刺激」です。

そして「刺激」を得るには、「旅行」が一番手っ取り早いわけです。
だから「面倒臭い」とか「億劫」などと言って家に引きこもるのが、一番良くないのです。

それで、何とか「面倒臭い」を解決する方法はないものかと、例によってネットを検索してみると有りました。
「何が面倒臭いのか分解してみろ」と言うのです。

例えば、旅行に出掛けるのが面倒臭いとしたら・・・
１）目的地を決めるのが面倒臭いのか？
２）旅行する為に日程調整するのが面倒臭いのか？
３）目的地までの交通手段を決めるのが面倒臭いのか？
４）旅行そのものが面倒臭いのか？
５）誰と行くかを決めるのが面倒臭いのか？
６）宿を取るのが面倒臭いのか？
７）旅費を工面するのが面倒臭いのか？
・・・etc.

４）については論外というか、そもそも旅行をする必要が無いのですが、旅行はしたいけど面倒という場合は、その具体的な原因を潰していけば良いと言う事です。

例えば、自分であれこれ決めるのが面倒なのであれば、誰かに丸投げする。誰かと行くのが面倒なら一人旅にする。バスや電車を乗り継ぐのが面倒ならクルマで行く。宿を取るのが面倒なら車中泊にするとかです。

で、自分の場合はどうなのか？
う〜ん、そもそも旅行自体に魅力を感じなくなったような気がします。
これはダメなやつかも・・・。