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別荘地における貸別荘や民泊事情について(一部改定)

ウチが建っている「エメラルドタウン」という別荘地は、貸別荘や民泊の営業が出来る が、お隣の「ダイヤランド」や「富士見ニュータウン」は、原則禁止だ。
聞くところによると、例外も無くはないらしいが・・・。

なぜ多くの別荘地で貸別荘や民泊を禁止しているかと言うと、貸別荘や民泊があれば、オーナーや、その家族以外の人間が、別荘地に入り込んでくるわけで、必然的に治安や秩序が乱れる からだ。

特に貸別荘などに、グループで泊りにくるゲスト は、我が物顔で振る舞うので、夜中に騒いで騒音を立てたりして、近隣住民のクレーム となる。特に 中国人グループの評判が悪いらしい。

それでは、なぜ、我が「エメラルドタウン」は、それが許可されているかと言うと、最近知ったのだが、大手のデベロッパーが運営にタッチしてない かららしい。
これには、いろいろと事情があるが、興味のある人は、エメラルドタウンの歴史を検索してみて欲しい。

しかし、治安や秩序が乱れる反面、貸別荘や民泊があると、その別荘地は 活性化 する。人の流入が増える からだ。
但し、いくら 人の流入 があっても、移住者が増えない限り、別荘地の 維持管理費 が増えるわけではない。そこの住人に取っては 迷惑なだけ だ。

自分は、そう言う事情 を全く知らないまま、「エメラルドタウン」に移住し、孤独を紛らわせるために 民泊を始めた
まぁ、民泊を始めるに当たっての 障害が無かったのはラッキー だったし、貸別荘のゲストに 迷惑を被っているわけでも無い から、今のところ不満は無い。

最近、ウチに泊まりにくるゲストの中には、将来、民泊やゲストハウスを運営する目的で、物件探しに来る人 も多い。しかし、「エメラルドタウン」以外の別荘地は、いくら 気に入った物件があっても、民泊やゲストハウスを運営する事が難しいので、諦めて他を探す 事になる。

政府は、今年のオリンピックに向けて、住宅宿泊事業法 を制定し、民泊を奨励 している。オーナーが住んでいる物件に ホームステイするスタイルの民泊 は、貸別荘に比べると、問題を起こしにくい。管理責任者 が近くにいるからだ。
高級別荘地 と言われる所の 管理組合(自治会)も、そういう事情を、もっと知るべきだと思うのだが・・・。

とにかく、これまで自分は、別荘地の中古物件 を買って、小遣い稼ぎに 民泊をやる 事を勧めていたが、「エメラルドタウン」以外の 別荘地 では、それが結構、難しい事を知った。
その事を周知した方が良いと思い、この記事を書いたが、特に民泊や貸別荘を考えてない人には、別荘地の中古物件 は、まだまだ魅力があると思う。

上物は、リフォームやリノベーションしてないと 築20年で価値がゼロ になるらしい。そして、バブル期に建てられた別荘 は、築40年 を迎えようとしている。
だから、売りに出されている中古別荘の多くは、上物に資産価値は無い
(もちろん リフォームやリノベーションされた物件は別 だ。)

それでも、状態の良い物件 なら、手入れさえすれば、あと 10年や20年 は持つだろう。同じような間取りの中古物件 なら、市街地の5分の1の値段 で出ている。
別荘地であれば、町内会や自治会に加入する義務 がないので、近所付き合い も必要最小限で済む。
中古物件が廃墟と化す 前に、再利用される 事を望むばかりだ。

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