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サスティナブルな暮らし。

自分が伊豆で暮らし始めたのは、第二の人生を永続的に回すためだ。
永続的と言っても、もちろん寿命があるわけで、厳密に言えば半永続的か?
とにかく、持続可能(サスティナブル)な暮らしを送ろうと思ったわけだ。

・・・と言いながら、この5年間の年間収支は、常にマイナス。
生活費はトントンなのだが、家の修繕費やクルマのメンテナンス、家電品の買い替えなど、毎年大きな出費が必ずあるので、トータル収支はマイナスになる。
だから、そのまま行けば、10年か20年で持続不可能(アンサスティナブル)になってしまう。

しかし、昨年初めて、年間収支がわずかにプラスになった。
まことに喜ばしい。天にも昇りたい気持ちだ。
もちろん、プラスに転じたばかりなので、今年も同様にプラスになるかどうかは神のみぞ知る・・・だが、とりあえず希望が見えた。

別荘地の中古物件で田舎暮らしするなら、月に10万円あれば何とかなる・・・とずっと言い続けている。それは嘘じゃない。
しかし、どうしても家の経年劣化や電化製品の買い替えなど、想定内ではあるけれど、予定し無かった出費で大金が出てしまう。
これまでは、それを蓄えで何とか凌いで来た。

だから、毎年、資産が減り続けるわけだ。
資産と呼べるほどのモノじゃ無いんだが、まぁ、年齢相応にはある。
しかし、塵も積もれば・・・と言うやつで、マイナス収支が10年、20年と続けば、やがては底を突く。そして、生活は破綻する。

それが6年目にして、ようやくプラスになったわけだ。
一昨年の暮れから貸別荘の掃除というアルバイトを始めたおかげだ。
これまでよりも月に3〜4万円増えただけだが、それでも年間収支がプラスになった。

つまり、月収が12万円くらいになった。
だから、月10万円でサスティナブルな暮らしというのは間違いで「月12万円でサスティナブルな暮らし」と言い直さなければならない。

この年間の収支が、プラスかマイナスかという違いは、非常に大きい。
毎年1円でも増えれば、それは持続可能と言える。
もちろん、1年単位でなく、3年とか5年とか10年単位で比較しないと正確な事は言えない。たまたま去年は、トータル収支がプラスになっただけかもしれないし・・・。

自分の場合、ずっとフリーランスだったので、65歳から貰えるのは国民年金のみ。満額でも6万円ちょっと。今、63歳なので、あと2年だが、出来れば貰うのは70歳まで繰り下げ(?)したいと考えている。

そうすれば月額8万円くらいになり、今の宿直バイトを退職しても、同じくらいの額を年金で賄える。

とにかく70歳までは、月額12万円をキープして年間収支をプラスにしていきたいと考えている。それ以降は、運を天に任せるしかない。
おそらく、また年々、蓄えを消費していく暮らしになると思うが、それが尽きるまで寿命があるかどうかだ。

なんか、未来を展望すると暗くなってしまうが、とにかく、残りの人生をサスティナブルに送って行けるよう努力したい。
その第一歩が、昨年の収支がプラスに転じた事だ。

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