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ストーブリーグ開幕!『結婚式』の補強ポイントを考える

ごあいさつ

「ここに挨拶を入力」。
今年のプロ野球は「ここに日本シリーズ勝者を入力」の優勝で幕を閉じ、オフシーズンが始まっています。
スポーツとは難しいものであり、最終的に笑って「ここに数字を入力」年を終えられるのはプロ野球「ここに数字を入力」球団で「ここに数字を入力」チームのみ。
そしてようやく長いシーズンが終わっても、すぐに新たな戦いが始まります。
翌年への準備期間、いわゆる「ここに暖房器具を入力」リーグというやつです。
より強いチームへ進化するため、各チームが自分たちの補強ポイントを分析します。必要に応じて戦力を獲得し、逆に、不要と見做された選手は「ここに体の部位を入力」を切られます。世知「ここに味を入力」世の中ですが、現実です。

僕は20年来の結婚式ファンなのですが、今年の結婚式は過去を振り返ってみてもなかなかない、とにかく噛み合わない…思い通りに行かない悔しいシーズンとなりました。
しかしファンもチームもいつまでも下を向いているわけにも行きません。
まずはこの補強期間で現状の課題を洗い出し、優勝争いができるチームに生まれ変わらなければなりません。
そこで今回は、来シーズン『式リーグ覇者』になるための『結婚式』の補強プランを僕なりに分析してみようと思います。


シーズン振り返り

まずは簡単に、今シーズンの結婚式の全体/野手/投手ごとに今シーズンの成績を振り返っておきます。

全体成績

結婚式
順位:式リーグ3位
勝敗:69勝73敗

※クライマックスシリーズは進水式に0-3で敗退


おもなチームスタッツ・攻撃

打率 .253(2)
OPS .718(1)
HR   181本(1)
盗塁 45個(6)

(◯)はリーグ内順位

目立った数字だけ抜き出していますが、今年も攻撃関連の成績はどれもリーグ上位に位置しています。
チームHRは2位の断髪式(135本)に40本近い差をつけてのリーグ1位。
6月の結婚式シーズンの13連勝を生んだ攻撃力は今年も安定していました。

反面、盗塁数はリーグ最下位と、1位の棟上げ式の(123個)の1/3程度に終わりました。
秋季キャンプスタート時の指揮官・新郎のご友人からのご挨拶の言葉にもあったように、「スピード面強化による得点機会拡大」が来季のチームの重要課題になりそうです。
とはいえ、盗塁数とチームの勝利の相関はそこまでではないので、結局のところ以降で語るピッチングスタッフの問題をいかに改善し、得失点でプラスを稼ぐかに尽きると思います。


おもなチームスタッツ・投球

チーム防御率 3.96(6)
 先発防御率 3.95(6)
 救援防御率 3.21(4)
K/9     6.45(6)
QS%             46.25%(6)


今シーズンの結婚式のピッチング関連スタッツは本当に酷いものでした。他のチームより何か秀でているところを探す方が難しい惨状。
式リーグ覇者、投手王国・葬式の先発防御率/救援防御率は2.61/2.53でした。勝負になっていません。
そして個人的に一番グロテスクだなと感じるのがK/9で、式・的の12チームで見てももちろん最下位です。とにかく三振が奪えない。11位の叙情的(的リーグ 5位)でもK/9は7.1260ポイント差を開けられています。
明らかな原因として考えられるのが、スピード不足です。
今年の結婚式の平均球速は144.1km/hでした。
リーグ上位チームの平均球速は148km/hを超えている訳で、相手チームからすると「基本的に他のチームより4キロ遅い投手」を攻略する作業になり、結果は数字として現れています。
よって明確な補強ポイントはスピードのある投手です。


課題と補強したいポイント

【野手編】個人成績おさらい

2023 結婚式 主な打者

21年シーズンに式リーグのマークダウン形式からFA加入した>選手が今年もその打棒を遺憾なく発揮。主軸として球界屈指の打棒でチームを引っ張りました。
また、まだ24歳と若いお二人・新郎新婦入場選手は1軍定着1年目からOPS.900に到達
外野守備には定評があったものの打撃面のネックで昨年、大学の入学式から自由契約となり、結婚式に加入した校門前で記念撮影選手のアジャストも好材料。最強外野陣の一翼を担った。

野手陣で補強ポイントを強いて挙げるならば2Bになるだろうか。
結婚式というシチュエーションの下駄を履いてようやく他と渡り合っているものの、けっきょく内輪感が拭えず、俯瞰で見ると新婦とその関係者しか笑ってない・新婦友人の出し物選手は油断していると若手にポジションを奪われかねないし、リリースもありえない話ではない
同期入団の新郎友人の出し物選手は持ち前のシュアなバッティングに磨きをかけ、3Bレギュラーを確保しており、相乗効果でのスキルアップを期待したい。

貴重なUTとして長年チームを支えてきた木村カエラ/Butterfly選手も今季は下半身のコンディション不良で2度の離脱を経験。最近の人はあまり知らないこと、守備指標で見ても僅かだが右肩下がりの傾向にあることなど、方針次第ではトレードもあり得るか。


補強するなら…

他チームと比較すると充実の野手陣と言えるが、補強を敢行するなら以下の選手が考えられるだろうか。

排他的→FA 2B/SS/1B 
あっちいけよ 選手
.252/.712/12本/27盗塁

的リーグ・排他的からFAとなったあっちいけよ選手は2B/UT枠としてフィットが見込める。4年連続25↑盗塁のスピードもチーム課題にマッチ。

棟上げ式→FA SS/IF 
サブの坊主 選手
.248/.688/9本

2020シーズンにお葬式→棟上げ式へトレードされ、今オフFA。メインの坊主の横での堅実な読経と、内野全ポジションをそつなくこなす堅守に定評。
的リーグの魅力的が既にコンタクトを取っているとの情報もあり、マネーゲームに興じてまで結婚式が取りに行くかは微妙。

埼玉西式ライオンズ C/1B 
打てるキャッチャー 選手
.289/.887/26本 (2軍成績)

2軍でHR王/打点王を獲得し球界トッププロスペクトとして知られる選手。ウルトラCではあるが、衰えの見えてきた1B・ご歓談選手orDHのケーキ入刀選手等を放出してのトレードはあり得るかもしれない。
西式は1B、DHが補強ポイントではあるが、打てるキャッチャーである打てるキャッチャー選手を手放すには抵抗があると思うので、もしかしたら…程度に。


【投手編】個人成績おさらい

最重要課題となる投手陣について見ていきます。
まずは先発陣から。

2023 結婚式 主な先発

今年もエースの司会選手が孤軍奮闘の活躍。とはいえK/9は7.35とポテンシャルを考えると物足りない。本人も今オフの課題にフォーシームの回転効率アップを挙げている。
昨年末に的リーグ・知的よりトレード加入したデータキャラ選手は先発陣では上位の防御率も苦戦。眼鏡の故障で二度の離脱もあり、再契約は厳しそうか。
キャンドルサービス選手はSNSでの発言に対し、野球ファンから「なんでわざわざ蝋燭?」「2023年の光源か?」など批判が殺到するなどフィールド外でのゴタゴタが目立った。クリーンなイメージが重要視される結婚式、来季は別のチームの可能性もある。
今年1軍デビューの2年目、片言アジア顔神父選手は序盤こそ制球に苦しむ場面はあったものの、後半の登板ではシンカーの投球割合を増やしアジャスト。デビュー年にこのK/BBは上出来といえる数値で、伸び代に期待。


続いてブルペンスタッフ。

2023 結婚式 主なリリーフ

数少ない救援陣の好材料としては、昨オフに的リーグコペルニクス的転回から獲得した天動説選手がクローザーとして定着し、想定以上の活躍をしたことだろう。
ボールが打者に向かっていくのではなく、打者が160km/hで天動説選手に向かってくる様子はこれぞプロ野球という迫力がある。
投手の枚数不足が否めない中、スイングマンとして先発もこなし6勝を挙げた出棺選手(19年オフに葬式を自由契約。大学の入学式→可及的速やかを経て昨年加入)。先日球団より複数年契約提示との報道もあり、さらなる飛躍がのぞまれる。
シーズン開始当初はクローザー抜擢されるも、結婚式に乱入し試合を壊してしまうことも多かったその結婚、ちょっと待った!選手は今年限りだろう。
悪ノリ選手、ビュッフェのサラダ選手は崩壊気味の先発選手の後によく投げてくれたものの満足のいくシーズンでなかったと言える。
※12/18追記※
誓いのKiss選手だが、オフに出場したクロスバイクの大会での事故で右の鎖骨を骨折したとのこと。シーズンには間に合う見通しだが、不安になるニュースである…。

投手陣再編のための補強を!

投手陣再編が急務となる結婚式。
このオフでローテーション投手を1~2枚、ブルペンにも信頼できる投手を補給しておきたいところ。奇しくも今年は先発に関してはかなりの豊作年のため、ストーブリーグでの立ち回りがチームに与える影響は例年の比ではないと断言してよいだろう。

始球式→FA SP
マウンドの後ろで無表情の摂津 選手
20-4/2.10 ERA/226K

やはり今シーズンのFA先発の目玉といえば、投手大国・始球式からFAとなったマウンドの後ろで無表情の摂津選手だろう。今季は最多勝、最優秀防御率、最多奪三振とタイトルを総なめにした球界No.1投手。壮絶な争奪戦が予想される。まだ27歳と長期に渡っての活躍も期待できるため大型契約は確実だが、なんとか結婚式に来てほしい。

進水式→FA SP
船 選手
14-6/3.10 ERA/177K

進水式で長年看板を勤めてきた船選手もFA。進水式との6年契約期間中も安定した活躍を見せ、7年連続で200イニングをクリア中。司会・船の2枚が揃えば相当のイニングが見込めるのでぜひ争奪戦に加わりたいところ。しかし進水式としても船がないと進水式ができないため、船を手放す訳にはいかず…やはり金額高騰は必至か。

もっ的!セーラーふく→FA
You Tubeの「初めて見た深夜アニメだったわ」というコメント 選手 
4‐1/2.33 ERA/73K

3年連続50登板をクリアした的リーグのもっ的!セーラーふくよりFA。
高い奪三振率も魅力で結婚式に必ずフィットするだろう。

知的→FA
ペニス 選手
2-1/3.01 ERA/81K
特になし

最後に

結婚式はここ数年で一気に攻撃面での安定感が増し、あとは守備力さえ安定すれば…というシーズンが続いています。
まずはこのストーブリーグで勝利し、来シーズンは勝って終わりましょう。

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