こんにちは。テニスおじさんです。この記事では、テニス初心者向けにストロークでドライブ（スピン）がかからない人の特徴と対処方法を掲載します。

私自身がテニス歴1年ということもあり、初心者の気持ちが非常によくわかる状態で、初心者なりに考えている情報となりますが、参考になることがあれば良いと思います。

（この記事は画像や動画を用いずに文字だけでの説明になります。）

私自身はゴリゴリにドライブスピンをかけてストロークするタイプで、テニスオフなどで「どうやってそんなスピンをかけてるんですか？」と聞かれることがしばしばあります。

そんな中で、スピンがかかっていないボールを打つ人に共通点があり、そこを修正するだけで割と簡単にドライブ系の球が打てるようになっていたので、その辺をまとめてみました。

「ドライブ」とか「フラットドライブ」とか「ヘビースピン」とか「トップスピン」みたいな分類以前の問題。とにかく球に順回転がほぼかからず、なんなら若干サイドスピンがかかってるくらいのレベルの人向けの記事になります。

ストロークでスピンがかからない人の特徴

ストロークでスピンがかからないと悩んでいる人の共通の特徴として、

1. グリップがイースタン

2. ボールの奥行きコントロールを回転でなくスイングスピードで行っている

3. ラケットの面が地面と垂直よりも上に向いている

が見受けられます。大前提として言えることは、別にドライブがかからないストロークを普段打っていることは全然悪くないということです。

この打ち方は高齢のプレイヤーと私のように社会人からテニスを始めたプレイヤーに多い気がしますが、セミウエスタンよりも薄い持ち方で厚くラケットを当てるフォアハンドってテニススクールで一番最初に教わる打ち方ですよね。

そもそも回転が緩いからボールの弾道が低く、相手からしたら割と打ちにくいし、それをコントロールできているのであればシンプルに強いと思います。

イースタンフラット系の打ち方のメリット

この打ち方のメリットとしては、

1. コントロールがしやすい

2. 省エネ

3. バックハンドのグリップチェンジが最小限ですむ

といったところでしょうか。実際私も普通に打つと追いつかない時や、試合でチキってるときなど、安定感を求めるときはこの打ち方に切り替えたりします。

イースタンフラット系の打ち方のデメリット

この打ち方のデメリットとしては、

1. 低い打点から威力のある球を打てない

2. 高い打点は高い打点で打ちにくい

といった感じでしょうか。ボールをシンプルに当たりの強さでコントロールするので、低い打点から強い球を打ったら物理的にアウトします。

高い打点は高い打点で振り抜きにくいのもデメリットといえますね。

ドライブ（スピン）かける方法

では、ストロークでスピンがかかっていない人の特徴を理解したところで、ドライブ（スピン）をかける方法は

1. グリップをウエスタン（セミウエスタン）に切り替える

2. ボールの奥行きコントロールを出力ではなく回転で行う意識を持つ

3. ラケットの面を地面に対して被せ気味に打つ

という感じです。

シンプルにグリップがイースタンだと、ドライブをかける打ち方が難しいのかなって思っています。私もイースタンでボールにラケット面を被せる打ち方をどうすればいいのかいまいちわかっていません。

そして、ボールとラケットが当たる瞬間は地面に対して垂直よりも少しボールに被さった形で当たるようにしましょう。

打点が低い時は下から上に持ち上げるように擦り上げて、打点がネットと同じ程度の高さより上から打つ場合は、真横からしばき上げるイメージで打ちます。

左右のコントロールは打点の前後と体の開きで行い、奥行きは主にスピン量と弾道で行います。

私の場合、基本的なストロークはスイングスピードを変えずに深めに打ちたい場合は弾道を若干高めにし、しっかりと落ちるようにボールにスピンをかけます。

スピンボールはサービスラインより手前に落ちると、スピードがあっても相手からしたら割と打ちやすい球になってしまうので、ベースラインとサービスラインの間に落ちるような球を打てるようにしたいですね。

特にグリップが分かれ目

そもそもイースタンフラットは悪くない前提で、ドライブが打ちたいだけならグリップチェンジを考えてみるのが一番手っ取り早いかと思います。

逆に言うと、フルウエスタングリップでドライブのかかってない球を打つ方が難しいと思います。

ボールは面を若干被せ気味にしてヒットの瞬間は真横から10度~15度くらいの角度で持ち上げられればドライブは確実にかかります。

とにかくウエスタングリップで球出しの球をたくさん打ってみるればドライブをかけること自体はそんなに難しくないことがわかると思います。