「人に伝える」技術って①

★クリエーションな仕事は無条件に楽しい

高熱が出て、病床に臥せっている時でも、体調が戻って復帰したことの仕事のことを考えておりまして、自分でも不思議な感じがしました。

実際ワタシにお会いしたことある人は知っていると思うんですが、決して優等生タイプでもなければ、真面目なタイプじゃ無いんですが(これは確実に言える!)、仕事だけは真摯に取り組んでいるなと思うジブンでもあります。

病床では時間があったので、それはなぜなんだろう?と考えていますと、ふと「ああ、ジブンの仕事の7割はクリエーションなんだ。だから飽きないし、楽しいと思えるんだ」と思いましてね。

クリエーションと言っているのは、何かを創造する仕事という意味です。ワタシの場合は何か物理的なモノを創造することはないんですが、電子ファイルによってヒトや企業を動かす原動力になるモノを創造していると思っています。



★人に伝えるための作品はノウハウの塊


この電子ファイルとは、いわゆる資料なんですが、大多数の95%のヒトが思い浮かべるような資料と思ってもらっちゃ困る。

ぎっしりと意味ある内容が詰まっていつつも、見やすく頭に入りやすい、そしてそれを見たら次に何をしなければいけないかが一目瞭然で、おのずとそのアクションに動いてしまう、そんな電子ファイルという一種の作品でございます。

ワタシは、この作品を使って人を動かす、企業を動かすことが好きでして、まさにこれには働きがい、生きがいを見つけていまして、そこまでして取り組んでいるためにその分、そこには多大な労力を掛けて獲得してきた技術が凝集されているわけでして、ある種ノウハウの塊なわけです。

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★ここらで一度ジブンのためにも整理したいと思う


この技術というのは、人に教えられる部分も多く、これまでもプロジェクトで一緒になったメンバーを育成してきたという自負もありまして。特に、巷で出回っているようなスキルスキルして、ロジック一辺倒のものではなく、実践をどうしても伴う世界観の構築のような要素もあるわけなので、なかなかテキストにしづらいところもあるんですが、これはこれで人の役に立つなら一度書き起こしておこうと思う次第です。

なぜこの資料の作りがわかりやすいのか?なぜこの資料で人が動いてくれるのか?がジブンでも不思議に思えて仕方ない時もありまして、なのでここいらで一度整理しておくことはジブンのためでもあるわけです。




★なぜなのかジブンでもわからない


ちなみに、「ジブンでも不思議」という感覚はあまり経験されたことがある人がいないと思うので補足しておくと、ほんとに「なんで、オレ、分かるんだろう?」という感想が出てくるような境地のことを言います。

パワポのセオリーを破ってまで、このオブジェクトをちょっとコッチにずらして、空いたスペースに説明を2、3行挿入するだけでグンと説明がわかり易くなる時。なぜこのオブジェクトが邪魔なのか?なぜ、2、3行の説明が必要なのか?その2、3行の説明の言葉をなぜチョイスできるのか?は、申し訳ないんですが、マジで説明できません。

強いて言うなら「なんとなくそう思うから」。で、結果は確かにそっちのほうが断然わかりやすい。

こんなシチュエーションのことを言っています。
ということで、次回から本論に入ります。

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