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きたみなのしゃべくり旅を見て

おはようございます。藤井です。

そう、完全に寝落ちしてしまい、早速「毎日書く」が途絶えてしまいました。毎日書くというのは続けると自分で決めたことなので、頑張って今日はもう一回書こうと思っています。


昨日は仕事を定時ダッシュかまして、NGKで令和喜多みな実さんの単独ライブ「令和喜多みな実 全国ツアー きたみなのしゃべくり旅」を見に行ってきました。その感想を書きます。タイトルはそのまんま「きたみなのしゃべくり旅を見て」です。

それでは、いきます。


きたみなのしゃべくり旅を見た感想は、
結論。最高だった!

ライブの内容は、ネットのアンケートフォームでお客さんから設定を募集し、その場でその設定で即興で漫才を披露するというのが60分。その後に、即興ではない漫才を30分ほど披露するというものでした。



まずは前半の即興漫才に関して

即興という条件がつくことによって、お客さんの笑うスイッチは少し緩くなっているはずだし、即興ってグダグダな感じが許されるもの、みたいなイメージがあったのですが、お二人の即興漫才は違いました。

例え即興であろうとなんであろうと、俺たちは漫才師だ。プロの漫才師として、喋りとサンパチマイクだけでこれまでやってきたんや。グダグダなもんなんてせっかく足を運んでくださったお客さんに見せてたまるか。というような覚悟を感じました。

そうやって本気で漫才で笑いを取りに行こうとする中で時々生まれる、即興ならでは、アドリブならではの変な方向に走っていく瞬間や、野村さんのボケに対して河野さんが困ってるような瞬間には思わず笑ってしまいました。もし、ずっとそんな状態が続いていたら、笑うお客さんは笑うだろうけど、満足できないお客さんも現れたんだろうなと思います。

そういった芸人さんの覚悟みたいなものって、お客さんに感じさせてはいけないみたいな意見も時々聞きますが、それは人それぞれで良いと思っています。
私はむしろそういった芸人さんのプライドや、クリエイターやアーティストの努力をもっと知りたい。自分がこれまでの人生においてどれだけ努力不足であったのかや、これからの努力次第でどんなふうになれるのかをその人たちと照らし合わせることで感じ取りたい。そう考えています。

もしかしたら、普通に笑いたいだけの人にプライドや努力を感じさせてはいけないのかもしれませんが、本気でエンターテイメントに取り組む人からは熱い思いが滲み出ていて、同じくエンターテイメントのプロの道を志す人の胸に自然と突き刺さるんだと今日のライブを見て思いました。

本当はあのボケ面白かった、あのツッコミ最高だったとか色々と言いたいのですが、ライブの具体的な中身は言えないので、軽ーーーくだけ触れると、春菊とダンスの下りがめちゃめちゃ面白かったです。笑
もし気になった方がいらしたら、聞きにきてください。本当はもっと語りたい。



次に、即興の後の用意していた方のネタに関してです。

即興漫才が終わった後の漫才はそれはそれはそれはそれはもう面白かったです。30分間ずっと、野村さんが変なことを言っていて、河野さんが何をいうても耳に届いてないみたいな感じの漫才でした。

当たり前ですが、めっちゃ面白かったです。

正直寝不足すぎたし、仕事終わり直後過ぎたので、即興漫才が終わった後に一回脳みそ停止したのですが、2人の世界観に自然と引き込まれていて、気がつけば笑いまくって時間が終わっていました。そして、その後藤井の脳みそは完全に停止し、難波駅と間違えて心斎橋駅に行くのでした。

このネタに関してはもう面白過ぎたので、逆にあまり触れないでおきます。



今日単独ライブを見に行った理由は、やはり授業で野村さんとお会いしたことがきっかけです。もちろん令和喜多みな実さんのことは存じ上げていたし、プリマ旦那時代から何度かテレビで漫才を見たこともあったのですが、正直授業の時までどんな方かあまり知りませんでした。

そんな状態で授業を受けてみた感想は、他のYCAの生徒さんたちと同じ部分もあれば違う部分もあると思います。

やっぱり一番はYCAの皆さんも言ったりしているように、カッコいいという感想です。ドシっと構えて、生徒たちの可能性を潰すことはせずに物作りの楽しさに気づかせて、「俺が少し先にこの世界の第一線で活躍して待ってるから、みんなも頑張ってここまでこいよ」と言葉や雰囲気で語ってくれているような気がしました。自分たちは将来どんな仕事であれ、その期待に応えなければいけないと思いました。

そして、皆さんと同じではないかもしれませんが、私はもう一つ感じたことがありました。「なんだか藤井と似ている」そんな気がしました。
具体的にどこで一番そう感じたかというと、「自分の言葉で語っている」「悔しい思いもしてきた」そういったところに自分とも通ずる部分を感じました。講師の方に対して、クソ人間近畿代表こと藤井ごときが似ていると感じることは失礼なことかもしれませんが、才能や能力面ではなく心構え的なものの話なので、ご容赦ください。

私は人前に出るのが好きです。顔面ブスで、特段声が良いわけでもないですが、人前で何かを喋ったりするのが好きな人間です。その時は、頭の整理のために台本を作ることはあっても、台本やメモを見ながら喋ることは絶対にしません。その場で自分から生まれる生の言葉にパワーや魂をこめて自分の言葉で語ることを大切にしています。 ♯ ただし裏方志望

オードリーの若林さんもご自身のエッセイの中でおっしゃっていましたが、言葉にはパワーがあるんです。それは、音量や高さ、テンポ、抑揚、リズム、空気の揺れ方、などのいろんな物理的要素が絡んでいると思いますが、物理では説明しきれない「俺の言葉を伝えたい!」という想いが深く関わっています。
その想いの裏にあるのは、自分の言葉で人が笑ってくれたり、褒められたりした経験がまずはあると思います。でもそれだけではなく、経験してきた悔しい思いの数も関係しています。自分は面白いことをしたいだけなのに、先輩や仲間と衝突をしてしまったりする。それに対して、どうしてわからないんだ!伝わらないんだ!って、喘ぎ嘆きながら自分と戦ってみた数が関係しています。

だからこそ、絶対に自分の言葉には魂やパワーを込めて伝えるし、後輩や若者の話には自分と同じような想いはさせずにきちんと耳を傾ける。そんな気持ちを野村さんの100億分の1ほどですが、私も少しは持っています。そして、私の100億倍の場数を経験し、自分の言葉で語り、世間の人たちが知らないところでたくさん悔しい想いをしてきた野村さんに対して、自分と似ているという感情を抱いたのかなと思いました。


正直野村さんのことはまだあまりよく知らないのにも関わらず、ちょっと授業を受けただけで想像だけであれやこれやと書いてしまいました。もし、嫌な思いをされた方がいらっしゃったらすみません。今度お会いした時に右アッパーでもくらわしてください。嘘です。優しくしてください。


また長くはなってしまいましたが、昨日のライブを見てもっと頑張ろうとも思えたし、たくさん笑って、幸せパワーを充電できたので、また今日からも頑張りたいと思います。そして、頑張るだけではなく、効率的な努力をする努力も忘れないようにしたいと思います!


今日も1日頑張りましょう!


( 途中さりげなく入れ込んだドリカムの歌詞には気づいたかな? 笑)

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