脱ジュース!二歳児奮闘記
ジュースを脱してから4日経過した。
最初は愚図りが強く親たちはヘトヘトの屍に成り果てたが、案外と直ぐに受け入れてくれて、ないなら仕方ないと諦めるようになるのは早かった。
糖化した体からケトン体が優位になったからか、愚図りが長続きしなくなった。ジュース期は愚図るとずっとだったが、このごろはすぐに愚図らなくなり、穏やかに暮らしてくれるようになった。因って、育児から生まれるストレスが減少した。
思ったのだが、その刹那を楽するがためにジュースや手軽に子供を満足させるものを与えると、未来的に親が大変な目に合うのだな、と認識した。
しかも、その嗜好品が子供の体を破壊するのだから気をつけなければならない。というか、いい事がない。「知足」の感覚もなくなるし、「清貧」の感覚もなくなる。
もしかしたら、もはや子供たちにリベラルアーツを教えているのかもしれない、と思うと、楽な方向に傾かないように自戒すること甚だしい。
同時に子育ては親の生き直しなのだな、と痛切に思うのであった。
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