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【求人数第8位:機械系エンジニアに転職するにはどんなキャリアが必要?】

こんにちは。転職SOS人材業界の中の人です。

今日は転職市場に8番目に求人の多い機械系エンジニアポジションから内定を勝ち取るためにはどんなキャリアが必要なのかについてです。

早速いきます!

※求人数のランキングは以下から見てください!


◇機械系エンジニアの求人ってどれくらいあるのか

転職市場で8番目に多いといってもどれくらい求人があるのでしょうか。

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なんと3492件もの求人があります。すごいですね。。

ちなみにどういう業界や業種からの求人が多いかというと・・・

業種でいうと

・モノづくりメーカー:約5割

・技術者派遣や請負会社(エンジニアリング会社):4割

・その他:1割

といった感じですね。組み込み系エンジニアと同じようにほとんどがSONYさんや日立さんといったいわゆるモノづくり系のメーカーが求人をだしています。

その中でも多いのが・・・

・工作機械などの大型装置・設備の業界で1400件

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・自動車業界・・・1090件

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その他は500件前後という感じでこの2つの業界が圧倒的に機械設計の求人がでていましたね。


◇どうしてこんなに機械設計エンジニアの求人が多いのか


機械設計の求人は第8位の位置づけとなっていますが、実は機械設計の求人は年々減っているという風に捉えたほうがいいと思っています。なくなることはないけど、これから徐々に減っていく可能性のほうが高いかなと思います。

そもそもモノづくりメーカーのエンジニアは下記4つに分けられます。

機械系エンジニア:モノのデザインや形、外観、耐久性、構造、といったモノを決めて、形にしていくエンジニア

電気系エンジニア:モノを電気の力でコントロールするためのエンジニア

組み込みエンジニア:モノをソフトウェアの力でコントロールするためのエンジニア

IT系エンジニア:WEBやパソコン上で使用するアプリの開発をするエンジニア

こんな形で分野が分かれています。

これだとわかりづらいと思うので、スマホをイメージしてください。

電気量販店にいくとスマホって各メーカーが出していて、形やデザイン、大きさはそれぞれちがいますよね。あの形やデザイン、耐久性を決めているのが機械系エンジニアです。

でも、例えばI-Phoneとかで考えたときに、シリーズはもうたくさんでていますが、見た目はあんまりかわってないですよね?

ただ、カメラの画質がよくなったり、Suicaの機能がついたり、いろんな「機能」が搭載されるようになっていっています。

僕ら消費者はどんどん形やデザインではなく「機能」をもとに買うか買わないかをきめていっている時代になっています。

※昔のガラケーのときは毎シリーズや色やデザイン、形がすごくかわって中身はかわっていないという感じでしたもんね。。

そうなったときにソフトウェアの開発などはどんどんニーズが増えていきますが、機械系エンジニアのニーズが急激にのびていくということはおそらくないだろうというのが大方の予想ですね。

実際に日本を代表するメーカーであるソニーさんの求人はdodaさんに82件掲載されていました。ただ、この中で機械設計の求人はなんと6件のみです。逆にIT、組み込み系エンジニアは30件以上の求人がでています。

ただ、モノにはすべて形がありますので機械系エンジニアのニーズがなくなることはないですし、横ばいまたはさがっていくという流れなのかなとおもいます。


◇機械系エンジニアといっても様々。内定を獲得する難易度は高いのか?

機械系エンジニアといっても様々ですね。

難易度でいうとこんな感じでしょうか。


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セットメーカー(完成品メーカー)例:Sony、日立、富士フイルム、NEC、HONNDA、TOYOTA などなど

準大手サプライヤー例:デンソーなど、たくさんありすぎて・・・

メーカー系技術者派遣・受託会社例:SONYエンジニアリング、NECエンジニアリングみたいなセットメーカーの冠がついている請負会社

技術者派遣/受託会社例:メイテック、テクノプロなどなど

こんな感じのイメージですかね。

機械系エンジニアとして転職をするといっても本当に難易度は様々です。超人気企業から不人気の請負会社まで様々求人がでているのでどこの立場の会社で働きたいのかによってだいぶ難易度はかわります。

また上記に記載をしたSONYさんのようにセットメーカーの機械系エンジニアの求人はどんどん減っていますので、ITや組み込み系よりも転職難易度は高いと思います。。。

さて、次はどういう人がそれぞれの会社に転職できるのかをあげていきますね。

◇それぞれがどういうキャリアで入社ができるのか

その前にどういう機械系エンジニアが転職市場価値が高いかというとこんなイメージです。

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こういう形で立場や業務フェーズで転職市場価値がかわっていきます。

セットメーカーや大手サプライヤーメーカーは基本的にどんな製品にするのかの構想を練ったら、それ以降の基本設計、詳細設計、評価業務は受託会社に仕事を投げてしまうので、規模の大きい会社にいけばいくほど、どれくらいの規模の設計をし、プロジェクトを回していたのかという部分がとわれていくイメージですね。

さて、それでは機械系エンジニアをの求人を出している大中小様々な立場の会社にどういう人が内定をとっているのかというと以下のようなイメージですかね!


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人気企業にいこうとするとやっぱりそれなりのハードルが求められていくイメージですね。。

かつ、機械系エンジニアはセットメーカーにいけばいくほどエンジニアが余っているといわれています。狭き門ですが、自分のスキルを磨いて果敢に応募していくの必要ですね!

今日は以上です!!

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