視聴環境:U-NEXT

【内容】
異次元と現世界を結ぶ通路『ゲート』の沢山のモンスターを倒す職業『ハンター』である主人公の水篠は、家族のために「人類最弱兵器」と嘲笑されながらも働いていた。しかし、ダンジョン内で遭遇した強大な敵から、仲間のメンバーを助けるために犠牲となって死んでしまったかに思えた水篠は、『自分だけがレベルアップする能力』を獲得していた。

韓国の小説を原作としたアニメシリーズ。


【感想】
いかにも昨今のライトノベルで

この手の生まれ変わりものにしては、物語の立ち上がりが遅いと感じました。
韓国の漫画が原作ということで、日本のこの手の話とは物語とは、物語の展開や人の死の扱いが違うと感じました。
最近の日本の物語では見掛けなくなったトレーニングして強くなるとか…

家族のための暮らしのために戦うとか…
仲間のための自己犠牲をした代わりに強くなるための方法提示されるという形の特殊能力を得るとか…
古典的な成長譚として王道というか、今の日本の漫画やラノベとかであめり描かれることがなくなった健全な成長譚というか…

この十年以上作り続けられている転生ものに感じる、不健全なご都合主義というか卑屈さような気がしました。
韓国における漫画の社会的な地位ら日本よりも高く、上手くいけばお金も稼ぎやすいといった話を聞いたことを思い出しました。

兵役のある韓国ならではのリアリティーといった感じなのかなと
自分を騙して殺そうした人間を、主人公自らのナイフで刺し殺していくという展開は、日本のこうした物語では見ないシーンだなと感じました。
主人公の持つ劣等感や後悔などの感情表現が物凄く生々しく感じました。

主人公のキャラデザインがエヴァンゲリオンの貞本義則ぽいというか綾波レイだったり
5話から唐突にキャラデザインが、ムキムキ系のイケメンキャラに変わるのも、日本のコンテンツ的ではないなあと…

https://sololeveling-anime.net