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035_不正なランキング操作などは、一時的に繁栄をもたらしても必ず衰退する→Billboard JAPAN運営が警鐘「チャート操作目的の再生では、音楽を“聴く”とは言えない」【ウェブ屋のボヤキ】

Yahoo!ニュースにおいてこんな記事が取り上げられていました。
ランキングの不正操作に関する記事です。音楽業界の盛り上がりを計測するためのランキングですね。 
これは見て、 ウェブ屋やIT屋、 いっぱしの経営者として思うのが、
「不正で生み出された繁栄は、 必ず衰退する」というものです。

 Web の歴史にも様々な不正の出来事がありました。

・検索結果を不正に操作して、 自身のサイトにたくさんの人を呼び込むブラックハット SEO
・ 不正なボットを操作して、動画再生数を稼ぐ、あるいは Web サイトの広告収入を増やすアドフラウド
・ソーシャルのサイトにおける、架空アカウント、詐欺アカウント、 それらによる DM の大量送付
・ 今でも問題になっている、大量のスパムメール
・ 違法アップロードとその拡散 

などなど、世の中には不正の道がたくさんあります。
そして、 それらは必ず存在するものだと思います。
なぜなら人間は、必ずしも良い心を持っている状態とは限らないし、良い人間だったとしても、 差し迫った何かがあることで、 不正に手を染めてしまうこともあると思います。

ここで、 不正が必ず淘汰される理屈を説明します。

例えば、ある不正があったとして、その不正がはびこることで、必ず不利益を被る人がいます。
ひとつ取り上げると、ブラックハット SEO が蔓延することで、 Google という会社の検索結果の価値が下がり、広告を掲載する面としての価値が下がり、 Google は 不利益を被ります。

そして会社であろうが人間であろうが動物であろうが、「不利益を被る」ことに対しては、一般的には徹底的に立ち向かってきます。

要は巨大プラットフォームに対して、 不正を 仕掛けることは、瞬間的にとはいえその巨大な巨人たちに弓を引くことになります。
なので、一時的に巨人を欺けたとしても、時間の問題で必ず淘汰されると私は思います。

今回の音楽ランキングの不正操作についても、 例えばですがこのランキングがこのような不正操作を続けられたとすると、ランキングの主催者も信用を失うことになります。そして巡り巡って、 不正操作を行った張本人も、そのランキング自体に価値がない という状態を作り出してしまい、誰も嬉しくない世界が産まれてしまいます。
巨大のプラットフォーマーが戦ってくるという側面と、その不正は必ず自身を何傷つけると言う、私なりの理屈があるので、こういったブラックハットな事は推奨しません。

また私自身も、ハッキングとまでは言いませんが、色々な抜け道を見つけるのは、思考実験としては大好きです。

なのですが、 願わくばそういう賢い人たちは、大事なものを守るためにその力を使ってほしいなと思います。

 ウェブ屋からみた、ランキング操作の不正についてのコメントでした。

佐藤天平

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・フリーランス/天天堂 代表 
 =ウェブの力を通じて課題解決をする何でも屋
・株式会社プリエンド・マーケティング 取締役CMO
 =終活業界をより良くする

・他いくつかの企業のCMOとしての活動
・経歴:様々なキャリアを経てウェブ広告広告代理店に入社
その成長をみて、自身でも活動をしてみたいと思い独立
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現在の主な仕事
・ウェブコンサル・CMOとして社に関わり、企業の成長を促す仕事
・広告運用代行等を通じて、集客を成功させる仕事
・その他、「世界を変える何でも屋」としての様々な活動

愛知県出身・大阪在住

募集

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