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rebootメンバーミーティング開催レポート! 2022.10

 10月14日(金)に、rebootメンバーミーティングを開催しましたので、レポートをお送りします!


rebootメンバーミーティングとは

 rebootメンバーミーティングは、スタッフを含めたメンバー同士で運営について一緒に考える場であり、また交流を深める場です。

 コロナでオンライン開催を行っていたこともありましたが、前回となる7月からリアル開催に切り換え、今後は1-2ヶ月の定期開催を目指しています。


1.1分自己紹介

 初めての方同士がいらっしゃる場合は、恒例の全員で自己紹介タイムから入ります。

 普段顔を合わせていても、きっかけがないとじっくり話を聞く機会は少ないもの。また、平日昼間が多い方から、複業で夜間や土日が多い方、教室や商品製造の日のみイレギュラーで使用される方など、同じ空間を利用していても顔を合わせないことがよくあるのも、24時間営業のrebootの特徴です。

 今回は、コンテンツ制作、福祉デザイナー、分子栄養学、校正者、まちづくり、設計、Webデザインを勉強中の方など、13名のメンバーがrebootのコワーキングに集いました。

開催はいつもどおりコワーキングで、飲み物片手に。


2.rebootの運営ミーティング

 今回は、rebootの運営方針について、スタッフからプレゼンと、メンバーのみなさんとの意見交換会を行いました。

 rebootに所属するメンバーの多くには、個人や小さな組織単位で事業を営んでいるという特徴があります。メンバーがお互いに仕事を回し、共に成長できるように場所にもっとなっていきたいというビジョンのもとで、スタッフが検討中のアイデアを共有しました。

 その後、メンバーのみなさんからもフィードバックをいただきました。「お互いの長所を引き出すために、こういった職種の方に入っていただけるような打ち出し方ができないか」「とても面白いメンバーが集まっているのだから、それを記事やポッドキャストで伝えて、共感していただける方を増やしていけないか」など、メンバーの方が考える「rebootがこういう場所になったらいいな」という意見を伺うことができた、とても有意義な機会でした。

 いただいた意見をもとに、スタッフでアイデアをカタチにしていきたいと思います!


3.ミニイベント:「社会問題見えるカルタ」で交流タイム

 今日のミニイベント兼交流タイムは、rebootのブースメンバー、株式会社チャリツモさんが制作された「社会問題見えるカルタ」を行いました。

 チャリツモさんは、かわいいイラストややさしい言葉遣いで、社会問題を考えたりアクションを起こす切っ掛けをつくる charitsumo.com というウェブサイトを運営しているほか、グッズ製作、デザイン、コンテンツ制作などを行っていらっしゃいます。

 こちらが今回やってみる「社会問題見えるカルタ」!


 まず、代表の船川諒さんから、簡単にカルタが出来上がった経緯や、遊び方の説明がありました。

 それによると、このカルタは先にご紹介したウェブサイトに掲載された「数字で見る社会問題」シリーズの記事を再編集したもので、取り札の裏側にあるQRコードを読み込むことで、オリジナルの記事を閲覧することもできるとか! いろいろな遊び方が出来そうですが、今回は最も基本的なカルタ遊びのやり方で遊んでみることに。

 まずは、みんなでテーブルにカルタを並べていきます。今回は人数も多かったので、取り札2セット、読み札1セットを使って、読み手は一人の方にやっていただきながら、テーブル毎に札を並べてゲームを行いました。 

社会問題を扱った内容ですが、札を並べて俯瞰すると実にカラフルで楽しげ。
それぞれの札が、どんな意味かわかりますか!?

 取り札には、何かを示しているであろう「数字」と「イラスト」そして、カルタ定番「マルで囲まれた五十音の文字」が描かれています。今回はファシリテーターを務める船川さんから、まずはノーヒントで札を眺めて、何を意味しているのか質問がありました。

 想像が付きやすくすぐに正解を当てられる札もあれば、どういう意味か考え込んでしまうような札もあります。中には他のメンバーと確認をし合っているうちに、正解に辿り着くことも。

カルタについて説明をするチャリツモ代表の船川さん(中央)

 そうしてアイスブレイクをしたのち、読み手が短歌形式の読み札を読んで、札を取る、いわゆるカルタゲームが始まりますが、そのあとが普通と違います。

 札を取った人は、ファシリテーターに取り札の裏側を読むよう言われます。そこには、読み札よりも更に細かく、イラストや数字を理解するための文章が書かれています。加えて、今回は製作者が立ち会っていたため、QRコードで記事を読む代わりに、詳細な解説を皆で聞くことができました。

 数字や説明を聞いて「そんなに多いの!/少ないの!/マジですか!」といったリアクションもあれば、「そうだよねー、問題だよね、こないだ読んだけど…」と班の誰かから話が始まることも。

このカルタは、プレイヤーによって面白さがかわります。プレイヤーの知識量や関心度、主義・主張などによってまったく違うゲームになるのです。

社会問題見えるカルタ|チャリツモ https://charitsumo.com/karutalp(2022/10/20)

 まさにここに書かれている通りで、共通の読み札でゲームをしている隣のグループとでは全く違う話が展開していることもありますし、とにかく1枚の札にかける時間の長さ! 今回は30分間程度遊びましたが、半分以上取り札が残った状態だったのには驚きです。

 しかし、その僅かな時間でも、お互いの考えや、知識量、関心などが少しだけ、共有された気がします。そのため、誰と一緒にプレイするかによっても、また違った面白さがありそうだと感想を述べるメンバーもいました。よく知った間柄でも、あまりよく知らない間柄でも成立する、コミュニケーションツールだなと、実感しました。

 残念ながら、レポート執筆時点では絶版になっているようですが、チャリツモさんの商品ページより、カルタのデータがダウンロードできるようになっているとか! おうちでつくって遊べるそうです。

 チャリツモさん、どうもありがとうございました!



4.「今月すること宣言カード」

 最後は、全員で「今月すること宣言カード」に、今月やりたいと思っていることを、記入をしました。そして、一人一人に何を書いたのか宣言をしていただきました。

 「ダイエット-5kg」「国内のどこかでワーケーション」「区に政策提言」「上着とブーツを買う」「マンガを描く」「積ん読を1冊読む」など、お互いいろいろな規模の宣言が並びます。

 書いて貰ったカードは、コワーキングの掲示板に貼り出します。果たして、来月実行できているのでしょうか! 有言実行ではありませんが、みんなに言うことで、これをやろうという気も起きますよね!?

 会としてはここでお開きとなりました。


5.フリータイム

 まだまだ話したりないと感じた方が残り、最後は自由な交流タイム! 普段仕事モードのときはあまり話さない、お互いの趣味の話から、人生相談まで。メンバーがつながっていく様子は、ただのレンタルスペースではない光景です。22時過ぎまで交流は続きました。