コロナ前に友人の結婚式に参列したのだが、その友人が離婚したと一緒に参列した別の友人から聞いた。教えてくれた友人も最近知ったようだった。

離婚した友人は大学の友人だった。
彼女は地元で就職と結婚をしたので、卒業後に直接会ったのは1〜2度だったが、結婚式に招待してくれたのだから、今後も付き合っていく友人の1人なんだろうなと思っていた。

正直に話すと、その友人の離婚について別の友人から聞いた時、私は悲しかった。離婚した報告をしないような関係なら、最初から結婚式にも呼ばないで欲しかったと悲しいを通り越してちょっと怒りも感じた。

離婚したからお祝儀を返せとか、結婚式に来てくれたのにごめんねと謝ってほしいとも全く思っていない。でも、もやもやする。

直接連絡が欲しかったわけでもない。ただSNSで離婚しましたの一言があれば、私のもやもやもなかったように思う。

と、ここまで書いて気がついた。
今まで知らなかった事実に傷ついたんだと思う。

しかし夫にこのことを話すと、結婚式に来てくれたとしても普通は離婚の連絡はしないでしょーと言われた。
ネットでもそんな感じの意見が多く、こんなことでもやもやしている私は少数派なんだと気づいたので、もう少し自分の気持ちと向き合ってみる。

先ほどSNSでの報告が欲しかったと言いつつ、もしSNSを使っていない友人が離婚していたのならそんなにもやもやしなかったかもしれない。その友人は常にSNSを更新するタイプだったので、私はその友人のことを知っているつもりでいた。でも違った。

結婚式に出席していない大学時代の友人だったらどうだろう。この場合もそれほどもやもやしなかったように思う。結婚式に呼ばれないのであれば、その程度の友人なのだから。

傷ついたとはいえ、その友人を嫌いになってSNSのフォローは外すとか、そんなことはしない。

でも、なんだろう。友人とはなんだろう。