短歌詠んだ

短歌が15首たまったので、ここに記します。


意地を張る臆病2年目カップルは 
つまり倦怠期プライドチキン


アヘウヒの夜と呼ばれたあの晩を
知っているかと君は尋ねる


デッドプールに 全部お返事しているよ
隣の席の 終わりおじさん


ポトフより ポトフらしくあるために
ぼくはポトフをやめなきゃならない


「マイク真木」 そう名乗り彼は去っていき
マイク真木ではない犬走る


両さんが 電球を撃って ゼロ距離で
「部ン屋を明るくして 離れて見てね♪」


おれ、雪と 昔は友達だったのに
もう「悪天候」フォルダに入れてる


いいよなぁおじさんこそが
この海の王となるのにふさわしい方


ボサノバの津軽海峡冬景色
出さなくていいし出しても聴くし


全裸だけど帽子をかぶった大叔父が
ベビーマリオとして名を馳せる


ご来賓、皆様起立してください
ニセご来賓あぶり出しゲーム!


オビ=ワンは「地の利を得たぞ」と言ったあと
家に帰って 辞書を破いた


やめなさい かいけつゾロリが見る前で
じゃがいもを茹でる子がありますか


よみがえり バチェラー・ジャパンをざっと見て
あんまり分かってないチンギスハン


プレステか! 万能ツッコミ携えて
渡米したきり消息を絶つ

サポートは、上空から怪鳥が持っていかなければ、土岡に届きます。