Accessでパススルークエリ

パススルークエリはとても便利です!
今まで名前は知っていましたが、僕は使い方がまったく分かりませんでした。
その名のとおり、外部サーバーにダイレクトに接続して、値を取り出すクエリです。

Accessでは、ウィザードからパススルーを選択すると作れます。
ただし、SQLは自分で書かないといけません。
テーブル名やフィールド名は、必ず角つの括弧「[]」で囲みます。
接続文字列の設定は、プロパティウィンドウから簡単にできます。
このとき、接続文字列に”パスワードも含めて設定する” 選択をすれば、Accessデータベースを開いた直後にそのクエリを実行しても、パスワードを聞かれることがないので、とても効率的です。
また、クライアントサイドではなく、サーバーサイドでクエリが実行されるため、PCへの負荷が少なく、応答が早いです。ただ、サーバー側の文法でSQLを書かなければならないため、幅広い知識が必要になります。

SQLは、問い合わせ対象によって書き方が少しずつ違います。
僕が知っているものだけでも、
・ExcelVBAでADOを介してワークシートに発行する場合
・Accessアプリケーションのクエリに記述する場合
・ODBCやOLEDBを動かすために記述する場合
と、3種類あり、それぞれ違いがあります。
特に条件分岐の書き方は、SQLごとに相当クセがあります。
なので難しいと感じる人が多いと思いますが、習得しておけば絶対に役に立ちますよ!

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