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新宿ルミネエストの店員さんたちの接客スキルが神の域なのでちょっと凄さを語ってみる。

どうも寺子です。
私は大抵服を買う場所も髪を切る場所もめちゃくちゃバラバラです。地元の駅ビルの時もあればzozotownの時もあれば渋谷のZARA、ラフォーレ原宿、各駅のパルコにららぽーとにアウトレット……。お店の好き嫌いよりその時どこにいるかとか誰と行くかで買うお店を決めています。あまりこだわらない人間なのです。

そんな私ですが、人生で一番感動する接客を提供され続けられている場所がありまして、それが「新宿ルミネエスト」なんですよね。新宿ルミネエストは新宿駅の東口辺りにある9階建のファッションビル(多分)なんですが、私はお店のラインナップだけではなくこのビル内のほぼ全てのお店の店員の方の接客スキルに敬意を示すレベルで感動しています。今まで接客系の仕事はコンビニ(1年)しかしたことがない私ですが、本当にあの技術はすごいと思う。
何が凄いかっていうと、いつどんな時に行っても丁寧で親しみやすく、何より「的を得ている」。これだけじゃ伝わりづらいと思うので、今までの感動事例とともにどこが素晴らしいのかという点をちょっくら書いてみようと思います。暇な方、接客業に携わっている方は読んでいただければ嬉しいが爆発します。

①友人との時間を邪魔しない

もう見出し通りです。ルミネエストの店員の何がいいって、客が複数人でショッピングに来ていて友人同士で盛り上がっている時に無理やり入ってこようとしないんですよね。なんか当たり前の気もしますが、意外と「無理やり入ってくる店員」は存在します。
実際の話ですが、私が友人と服を見て悩んでいる時に店員さんたちは話しかけてこないんです。でもサイズを探してたり試着をしようかな、と思った時はすごく自然に話しかけてくる。友人間で盛り上がっているから話しかけないだけで客の会話や空気をとても敏感に汲み取っているのかな〜と思い毎回彼女たちのタイミングの良さには感動する。

ルミネエストの店員たちの素晴らしいところって「買い物をする時間=必要なものを買う時間」じゃなくて「買い物をする時間=楽しむ時間」だって知っていることだと思う。

客が最大限に楽しめるように接客をしている人が多いように思える。あと空気がエゲツなく読める人が多い。だから1人で買い物してて相談相手が欲しいと思ってる時はどんどん話しかけてくれるし、ショッピングを友人と楽しみたいときは必要最低限関わってこない。とてもシンプルで簡単なように見えることだけど、これを限りなく高いレベルでやっているのがあそこの店員だと思うのです。

②服ではなく提案を売っているので買い物に後悔がない

もうこれだけ覚えて帰ってくださいってレベルで伝えたいことを見出しにしました。

ルミネエストの店員さんたちは「提案力がエゲツない」。

実際の話と絡めて語ってみると、先日私はドット柄のスカートをルミネエストのある店舗で探していて、その店舗には素材感やドットの大きさなどで3種類のドット柄のスカートがあったんですよね。「どうしよ〜〜」と思いながら近くにあった2種類のスカートを見比べてたら、店員さんが「ドット柄のスカートをお探しですか〜?」みたいに話しかけてくれたんです。そこから店頭の方にあった他のドットスカートも持ってきてくれて白地に黒丸のドットスカートが3種揃ったってところで「こっちのスカートは生地にプリーツが入っているのでオフィスカジュアルとして使えますよ。こっちのスカートはストンとしたシルエットなのでカジュアル向きで、こっちはドットが小さいので〜〜(要約)」といった風に全てのスカートが「いつどこで」使えるか?という提案をその理由とともにしてくれたんですよね。

これって「凄すぎる」と私は考えていて、まず私という客がなぜドットスカートを探しているかも私が学生なのか社会人なのかもわからない中、店の中全てのほぼ同じようで少し違うスカートの説明をめちゃくちゃ納得するレベルでテキパキしてくれるんです。「こっちはオフィス向き、こっちは日常向き」だけじゃなくて「こういう生地でこういうシルエットだからこう使える」と教えてくれる。これをされると「買う服が素敵かどうか」っていう次元の話じゃなくて「買った服をどう使いたいか?」っていう次元で考えらえるので今までふわふわしてた購買意識がはっきりと形を持ち始める。そして「私はこういうシーンでこう使いたいからこのスカートを買う」というレベルでの買い物ができるので、家に帰っても「なんで買っちゃたんだろう?」みたいな後悔のある衝動買いがない。服を買うことへの提案力が広く強いおかげで納得した買い物をできる、だから後悔しない、これはかなり素晴らしいと思います。

③とにかく怖くない

服屋の店員って怖くないですか??
私は服屋の店員は陽キャの人生を歩んできたパリピが多い(偏見)と勝手に思ってるせいで彼ら彼女らに苦手意識を持っているのですが、ルミネエストの店員は「喋ってみるといいやつだった系パリピ」が多い(ど偏見)。
最初はそのファッション力の高さから「ヒェッ!」となるのですが、話し方の丁寧さや親しみやすさから会話をしていてとても楽しい。多分すごくしっかり指導されていて努力された結果なんだと思います。私は「怖くない」ってサービス業で最強の武器だと思っていて、お客様の課題解決を最短距離でするためのチートスキルだと思っています。怖いな、と思っている人に自分の悩みを話す人ってなかなかいないじゃないですか?でも「怖くない人」には比較的相談がしやすいと思うんです。そうすると何もわからないお客様の背景が見えてきて「じゃあこの服はどうですか?」ってなる、②で話した提案の話に繋がってくるわけです。このチートスキルを持っている方がルミネエストには多い気がします。

まとめ

以上、ルミネエストに対しての熱い思いを書きました。
私は断じてルミネの回し者ではないのですが、今まで厄介に感じていた「店員の接客」というものへの革命を私の中で起こしてくれたのが新宿ルミネエストだったので気が荒ぶりながら長々と語ってしまいました。
もちろん、ルミネエストだけではなく他のファッションビルにも素晴らしい接客スキルを持つ方もいらっしゃると思います。でも私が服が欲しい時に一番「行きたい!」と思えるファッションビルはあそこかな、と思ったので熱い愛を書かせていただきました!ではでは、皆さんも着飾ることを最大限に楽しみましょ〜〜!!



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