2024年の目標と2023年の振り返りのためのコーチングの問い。

みなさま、あけましておめでとうございます。テラスケです。この記事の目的は「自分自身が振り返るためのコーチングの問いを、もし自分自身のコーチが自分自身だったら、という点で書き出してみたものです。」

2018年以降5年間、90%以上のクライアントが法人だった、ビジネスコーチとして提供してきたノウハウをいくつか自分自身の整理も含めて共有します。

使い方:
一問一答で向き合ってみて、実際に、”あなたなりの回答”を、書き出してください。(頭の中で考えるのではなく、書き出すことが(身体性を持つ)おとが、実現において重要です。

事実→感情→思考→行動→結果→成果 の6つのステップで振り返ってみます。


まず、現状把握の問いから。

1:事実の把握


ここでのポイントは、感情や思考はおいておいて、「事実(起きたことや、誰が見ても、そうだよね、として言えない事実を書き出してみる。数値や固有名詞であることが多い)

1-1、2023年の1月~12月の主なトピックを時系列で並べてください。



1-2、挑戦やチャレンジに関することを「数値」で出せるだけお出しください。


 例:ビジネスなら、商談件数〇件/2月
 例:ダイエットなら、ジムにいった回数、食事制限をした日数

1-3、出費や投資に関することを「数値」で出せるだけお出しください。


 例:項目別に出せたら素晴らしい。交際費〇万円、旅費交通費〇万円、家賃○○万円

 
➡ここまでのポイントは、「不明点」や「未完了」を徹底的になくすこと。例えば、3の「費用の数値」に関してお伝えすると、多くの場合「使途不明金」や「その他」が出てくるのですが、これが「いくらあるのか?」、0円にすることが目標です。

一般的には、厳密に120円のお水まで家計簿に細かくつけている方は少ないと思うので、0円にすることは難しい(不可能ではない)上に、0円にすることに対する労力を考えると、0円でなくてもかまいません。許容できる範囲で、使途不明金を抑える・コントロール下に置くということが大切です。

1-4、2023年の目標は何だったのか?(できるだけ数値で)


1-5、2023年に、達成できたことは何か?


1-6、2023年に、達成できなかったことは何か?


1-7、あなたは、この1年で何を手に入れたのか?



2、感情の把握


感情の把握とは、1年を振り返って、
その場で飛び上がるほどうれしかったことや、
周りが見えなくなるくらい大声で笑ったこと、
また、自然と涙がでくるくらい悲しかったこと、
奥歯がギシギシ言うくらい悔しかったこと、
思い出すのもつらいくらくて、モノにあたりたくなるくらい憤怒したこと
何も感じなかったこと。感情に焦点を当てて、振り返ってみます。

2-1、2023年に、ずっと、自分自身に「問いかけていたこと」は何か?

どうしたら○○が出来るだろうか?なんで○○はうまくいかないんだろう?どの疑問視(5W1H)で向き合っていたのかを振り替えるのがポイントです。

2-2、その「問い」は、あなたの2023年の「成果にどんな影響」を与えていましたか?

いい影響も、わるい影響も書き出してみる。


2-3、その「問い」は、あなたの2023年の「感情にどんな影響」を与えていいましたか?

いい影響も、悪い影響も書き出しみよう。


さて、振り返ってみて、いかがでしたか??
いかに、感情が思考や行動に影響を与えているかを体験できたのではないでしょうか?

3、思考の把握


思考とは、心理学分野の研究では、「思想」 や 「問題対処法」を立ち上げる心の過程や操作を示し 、その対象は「問題解決、方略、推理、理解、表象(心像、観念、概念など)知識」といった現象を取り扱う 。と定義されている。

ここでは、そこまで難しく考えずに「どんな問題」を取り扱ってきたのか?という点を振り返ってもらえればと思う。

3-1:目標を達成するうえで、事業上の問題は何だったのか??


3-2:目標を達成するうえで、あなた自身の問題は何だったのか?


3-3:目標を達成するうえで、あなた自身が目を背けていた問題は何か?


4、行動


4-1:あなたは、誰に対して、どんな行動をしたか?

 

4-2:効果的だった行動は何か?


4-3:やめた方がいい行動は何か?


4-4:どんな習慣をやめると、2024年は素晴らしいものになるか?


4-5:何を基準に意思決定したのか?


 

4-6:未来をつくるために「意図的に意思決定」したことは何か?


4-7:惰性的に意思決定してしまったことは何か??



ここでのポイントは「行動」を効果的な行動と、そうではない行動で振り返ること、と「意思決定」を行動と置いている点。意思決定に意図を持って出来ているのか?という点を重視して振り返ってみてほしい。


5、結果


 5-1、この1年で何が起きたのか?

 因果を考えない。相関と因果をはっきり分ける。「AだからBである」は、相関で、因果ではない。「AなのでBできない」もまた、全て相関として扱ってください。ただ結果が起きたことを書いてください。

 5-2、あなたが成長したことは、何か?


変化を取り扱う。結果と成果は違う。この2点が重要。
変化は、経済的、人間関係、自己成長、スキル、事業、環境、健康面、あらゆる面での結果。人間は、変化(変態)できるという立場を取るため、「あなたが成長した点は」という点を取り上げる。



6、成果


6-1:何を得たのか?


できるだけ多くのことを書いてほしい。達成したこと、手に入ったこと、学んだこと、2023年1月に描いた目標を作ったことで、手に入れたこと等、あらゆることを書いてみる。



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