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アート独り言。(絵本原画ニャー!猫が歩く絵本の世界)

ずっと行きたかった三岸節子記念美術館。あいち2022の連携企画として、ニャー展が開催されている。
あいち2022の一宮会場の最後の会場をまわり終え、まだ時間があったので向かうことに。

建物がカッコ良い。台風の影響で一気に秋らしくなった空が窓に映り込んでいて美しい。

入り口には船と三岸節子さんの銅像。ニャー展のポスターは、なんとも可愛らしい。

チケットカウンターに行くと、あいち2022のチケットがあれば割引になるということで、くしゃくしゃに折れ曲がったフリーパスを提示した。

初めての美術館にわくわくしていた。想像よりもかなり広い。。。
順番に見ていくと、大好きな石黒亜矢子さんの「ばけねこぞろぞろ」の原画が。。。

展示があるのを知らなかったので感動😭

他にも、ネコヅメのよるの原画や表紙の絵の元になった猫の写真に身震い。凄く貴重な作品ばかり。

原画のホワイトがリアルに感じられたり、逆にとても緻密な絵画なのに全く修正していなかったりするのを見るのが楽しかった。

また、文字がのるように余白が沢山会ったり、逆にどこに文字をいれるのだろう?という作品も。

版画の作品は、版も展示してあり、美しさにみとれてしまった。

11ぴきのねこは、ついつい何匹か数えてしまう。

原画にはまだ文字がのっていない状態なので、そこに入る言葉を想像するのも楽しい。

文字のない原画の展示を見終わると、絵本が読めるコーナーが。
展示してある作品をパラパラめくって夢中になって読んだ。

絵と文字、余白のバランスに更に驚いた。ここに文字が入ってたのか!とか、こんなお話だったのか!と、ニヤニヤしながら読んでいた。
貴重な原画を集めるのにとても大変だっただろうなあ。満足度が高い展示だった。

1階の常設展は、三岸節子さんの作品と何歳の時に描かれたものかわかりやすいキャプション。こちらも見ごたえがあった。

館内で唯一撮影可能なワイヤーアート

ニャー展は10/10まで。


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