1095日の生き様~2年生編~②
さぁ、どんどん行きます。
2年生編
先輩として
先輩になったからには早速2年生として1年生へ様々な指導をしなくてはいけません。
・ザワの「掟」を教える
・練習のコースや方法を教える
・担当の仕事やその内容を教える
・校歌や応援歌を教える
・他 色々(思い出せないだけ)
※「掟」の詳細については過去記事(高校1年生編)に記載しておりますのでそちらをご覧ください。
校歌
校歌について1年ほど前に掲載した1年生編で触れてたか記憶が無いので‥念のために改めて、、
1年生は入学して少しの期間が経過すると、校歌を覚えさせられます。
まぁ甲子園優勝のおかげでそこそこ世に出るようになったこんな歌です。
月1程度ある法要の集会やその他集会で校歌斉唱がある場合には1年生は全力で歌わなくてはいけません。
そしてホッケー部の歌声が小さいと割とガチでヤキ入ります。笑
その時の為に強制的に「おうたのれんしゅう」が設けられます。
もちろん陸トレで心身ともにコテンパンにされた後に残業して練習です。
テスト
1年生1人対して2年生1人が付きっきりで歌の練習を行い、ある程度歌えるようになったら、たった一人で3年生全員が並ぶ前で大声で歌わせます。
歌の出来次第で3年生が
「合格」
「やりなおし」
と、合否を判定し、見事合格すれば帰れます。
(一度合格したら以降、校歌テストはありません)
その校歌テストを陰から見守る2年生。
ええ私は
シンプルに帰りたいだけです。
エルサルバドル
私が1年生の時に誰に教えられたか、また2年生の時に誰に教えたか、全く記憶ございません。笑
ただ、一つ鮮明に覚えている事があります。
それは、
コイツ。
髪を伸ばせば割りばしが刺さる男
宇正 峻英
ちなみにエルサルバドルと日本のハーフです。
致命的音痴
私の担当ではなく誰が担当してたのか覚えてませんが、居残りでやってる姿を確認して心配して寄り添ったのが失敗でした。
物凄い低い声で「あ”””~~~~」みたいな、きったない、それはもう歌声でも何でもなくコガネムシが、もがいているような声で歌うミッチー。
ミッチーやべぇべ!帰れないべや!笑
と、執拗にそのモノマネしながら爆笑してたら急に、、
(アレッ‥?声、出ない・・)
「マ・・・ザァはぁん、コヘで、、はい、はすけぇて‥」
(マサさん声出ない助けて)
マサさんはそれを聞いて更に爆笑
宇正 峻英ボイスが2人いる状態に。
もうカオス状態
きったないカスレ声の男が2人、それを聞いて
爆笑するマサさん。
二度と宇正の声真似はやるもんかと、真剣に怯えました。
(翌日には治りました)
こういうどうしようもない音痴は最後まで音痴なので、数回テストをやり直して3年生が痺れを切らせて最終的には合格を出しますが「お前は歌わなくていい」という特例も添えられることになります。
ちなみに翌年入部してきた1年生に宇正峻英を超える逸材がいました。
釧路から来たこの男。後に最終的には一番の[めんこ]となる後輩M口です。
彼の話は3年生編にて。
(Y取S也くんの話はもう少し待ってね)
壮行会
校歌の他にも応援歌というホッケー部以外は歌えないであろう駒澤のマニアックな歌があります。
せっいっしゅ~~~ん はぁあなぁ~とぉ~~~~
ってな感じで夏季壮行会の時にホッケー部はここぞとばかりに上半身裸となって校歌と応援歌を歌います。
この写真は私が3年生の時ですね。
※浅利(兄)くん、緊張して脇から汗垂れてます。
とまぁこのように年に1回、舞台の上で全校生徒の前で上半身裸でお披露目するのが応援歌です。
当然、歌唱力がコガネムシのうめき声である宇正くんは口パクです。
ボディビル
この余談についても以前触れたような触れてないような記憶が曖昧なのですが、壮行会が迫るとホッケー部はウェイトをいつも以上にガンガンやります。
陸トレでいくら疲れていても
カシャン!カシャン!
胸筋や腕周りをメインに
カシャン!カシャン!
1年生の時には壮行会で何が始まるのかと思ってました。笑
壮行会当日も出番待ちの控室で
フンッ!ホッ!フンッ!ホッ!
腕立てするホッケー部の選手達。
しまいには
パッション屋良ばりに自分の胸筋を叩いてパンプアップさせる人まで・・
(今の子は知らないですよねパッション屋良‥笑)
後に気が付くのですが女子高生の前で魅せる上半身をパンプアップさせて、カッコよく見せたかったそうです。笑
えっ (キレてる~ッ!)
いやっ (大きいーッ!!)
結局なんの壮行会なの。
私は3年間まともにウェイトをせず過ごしたので、魅せようともせず机に座って静かに出番を待ちました。笑
一人立ち
こうして先輩から後輩へ、駒澤が受け継がれていきGW明けには一人立ちしていきます。
あとは
陸トレで死にそうになろうが、
消えそうになろうが、
頭がイカれてしまおうが、
寺尾さんも練習量をこなすだけで精一杯で構ってられないわけです。
先に走ってやったり引っ張ってやることもできない、ルール上ダメな水飲みを3年生の目を盗みながらもほどよく「水飲め!」と与えてあげる程度しかできない頼りない先輩です。笑
ただ、やはり1年生時期とは比にならないほど心と体に余裕のある2年目でした。
その違いについては次の記事で紹介していきます。
では、今回はこの辺で。
てらを
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