見出し画像

グレインフリーが正しいのか

現在飼猫ちこちゃんのご飯の件で
悩んでるシリーズになってしまっています。

今私が検討しているのは、
「グレインフリーが正しいのか?」
という問題です。

猫はもともと肉食で、
穀物(注:ここでいう穀物は小麦米トウモロコシに
限定されます)を消化するのが苦手。
健康(消化の負担や糖尿病、肥満防止)のためには、
穀物を排除したグレインフリーの食事にするのが正しい…
という考え方が、結構根強くあるようです。

しかし一方で、
加熱処理された穀物は猫も消化できる、
穀物をとらないと不溶性食物繊維を摂取できないので
下痢になりやすい、
穀物摂取した方が肥満や糖尿病になりやすいというデータはない、
グレインフリーは高たんぱくになりやすく、
特に高齢猫の腎臓に負担がかかりやすい
という「グレインフリー不要論」的な見解もあります。

両者の見解は、それなりに説得力があるようにも思え、
悩ましい感じがするのですが、今のところ
「何が何でもグレインフリーである必要はないかな」
という結論に達しています。

というのも、ふと思い出したのですが…
ちこちゃんは、膀胱結石になる前、
軟便で一日に2回も3回もうんちをすることがありました。

食べていたのは、グレインフリーのフードが主でした。
預かりさんに好物だと聞いて同じものを与えていました。

それが、療法食に切り替えて1週間ほどして、
普通の便になったのです。
(療法食には穀物が入っています。)

ずっと、
ちこちゃんはどうして軟便なのだろう?
いきなり普通になったのはどうしてなのだろう?
と私は考えていました。

グレインフリーについて調べてみて、
謎が解けたのです。

この件だけを考えても、
ちこちゃんの食生活を
主にグレインフリーに戻すのは、
ちょっと抵抗があるなと思いました。

それに膀胱結石のような尿路疾患になった子は
腎臓疾患になるのを警戒しなければならないそうで、
その点から考えても、高たんぱくの食事にするのは
やはり抵抗があるな…と感じています。

大切なことは、
糖質過多にならないこと、
良質な原材料が入っている食事を与えること
だと思います。

そんなわけで、ちこちゃんのご飯選びの
ある程度の基準ができたので、
あとは基準にかなったご飯を探していきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?