見出し画像

動物病院にて

今日はちこちゃんのお手入れのために
いつもの動物病院に行きました。

待合室の椅子に腰掛けると、
隣にいた年上の女性が、
ちこちゃんの鳴き声やお顔を
「かわいい」と褒めてくれました。

その方の猫ちゃんは
トリミングショップで
里親募集が出されていた
ソマリの男の子でしたが、
生まれつき左脚が欠損していて、
左目が白濁していたそうです。

他の兄弟たちはすぐに
里親が決まったようですが、
その子だけが取り残され、
この方が引き取ったということでした。

先住猫さんもいたのですが、
優しい子だそうで、
うまくやっているそうです。

チラッと顔が見えたのですが、
とてもハンサムで、
穏やかな様子に見受けられました。

きっと優しい飼い主さんや
先輩猫のもとで、
安心して暮らせているのでしょう。

Twitterでも
全盲の猫さんと暮らしている方が
発信していて、
私は毎日チェックしています。

あえて障害のある子を引き受けて、
その子が穏やかに暮らせるように
してあげようとする方々は、
月並みな言い方ですが、
本当にすごい方たちだなと思います。

暮らしてみれば意外に大丈夫と
言われる方も少なくないですが、
その気持ちのハードルの低さが
常人にはなかなか難しいと思います。

もし目の前に
保護すべき子がいて、
その子が
なんらかの障害を抱えていたら
自分は保護するつもりですが、
相当な覚悟をすることに
なるのだろうなと感じています。

今日動物病院でお会いした
ソマリくんのお母さんは、
とても明るい人でした。

気持ちを明るく持って
前向きな姿勢でいることが、
障害を抱える動物さんたちと
暮らすためには
必要なのかもしれません。

自分はネガティブ大王なので、
まずそこから
なんとかしなければならないなと
思うのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?