軽くてつけ心地最高スマートバンド、OPPO Band Styleレビュー


スマートウォッチというと、まだまだApple Watchの
イメージが強力ですが、実はApple Watch以外にも強力な
スマートウォッチはたくさんあります。

今回は、そんなスマートウォッチの一つである、
OPPO band styleのレビューをします。
(※正確にはスマートバンドのようですが、
サイズ以外はあまり変わらないので、以下
スマートウォッチで統一します。)
結論、価格を考えれば、かなり素晴らしいスマートウォッチだと思います。

Amazonで、4000円ちょっとで買うことができる値段でありながら、
スマートウォッチに期待する機能である、心拍数測定、
歩数計、ワークアウト12種類、睡眠測定がしっかりついており、
そこまでこだわりがない人であれば、十分すぎるような機能だと
思います。

加えて、睡眠時の血中酸素レベルを測定する機能があるのは、
睡眠時無呼吸症候群の発見にも役立つ、優れた機能ですが、
これを搭載したスマートウォッチは実はそこまで多くないので、
4000円で、この機能を搭載したOPPO band styleは、かなりコスパが
いいように感じます。

ただ、いい点もあれば、微妙な点もあります。
今回はそのような点にも触れつつ、OPPO band styleについて
レビューしていきたいと思います。

結論:スマートウォッチ初めての人や、健康管理にそこまでシビアじゃない人は持っておいて損はない

付けた感じはこのようなこのような感じで、
やや小さめなので、スタイリュッシュな感じで、
私は良いなと思います。


重量も、10gちょいという、衝撃の軽さのため、
一日付けていても全然疲れません。

常に、心拍数を測定したい場合などは、
重宝するでしょう。

健康管理には、Hey Tap Healthというアプリをインストールする必要が
あります。

このアプリの使用感については、可もなく不可もなくといった感じで、
特別使いやすいわけでもないけど、毎日使っているうちに慣れてくると
いった感じです。


※アプリのUIはこんな感じです。
実際によく使用する機能は、睡眠測定と、
ちょっとしたワークアウトが一番多いですが、
きちんと消費カロリーや、歩数を計測して、
アプリでグラフのようにして一括管理してくれるので、
フィットネスに必要な最低限の機能は備わっていると思います。

ただ、ワークアウトの種類が、屋外ランニング、屋内ランニング、脂肪燃焼ランニング、
ウォーキング、屋外サイクリング、屋内サイクリング、エリプティカル、ローイング、
クリケット、バトミントン、スイミング、ヨガ、フリートレーニングしかないため、
ちょっと物足りない印象です。

個人的には、ボルダリングとか、バスケとかがあってもいいよなと
思いました。

一方、水泳の測定ができるのは、地味に嬉しいポイントだと思います。
泳いだ距離も測定してくれるので、今自分がどれくらい泳いでいるかも
即座にわかり、大変便利です。

スマートウォッチの中には、1万以上するにも関わらず、
そもそも防水に対応していなかったりするモデルもあるので、
4000円の値段で、水泳の測定までできちゃうのは、地味に嬉しい
ポイントだと思います。

以上のことから、スマートウォッチに求められる最低限の機能は
備えていることがわかります。

スマートウォッチに格別のこだわりがない人や、
ちょっとスマートウォッチを試してみたいという人には、
最初の一台としておすすめできるモデルです。

OPPO band styleの微妙な点

一方、微妙な点もすくなからず、あります。

それは、通知機能があまり使い物にならないという点です。

LINEや電話などの通知や、果てはSIMカードが挿入されていませんといった
通知まで来るので、一見通知も使えそうな感じですが、
個人的には全くだめでした。

何よりも面倒くさかったのは、電話の通知です。

電話がかかってくるたびに、時計が振動するので、
集中力も乱されますし、出ようと思っても、
スマートウォッチからじゃ応答することができません。

そのため、結局スマホで応答しなければなりません。

あと、これは私だけの不具合かもしれませんが、
OPPO band styleに電話の通知が来た際は、
なぜかスマホには電話の通知が来ておらず、
電話に応答しようにも、応答できないという
謎のデッドロック状態に陥りました。

電話が仕事の生命線である人や、電話を頻繁にする人には
全くおすすめすることができません。

私の場合、そもそも通知機能はオフにしています。
オフにしたら、平均的なスマートウォッチとしては
まあまあ使えるかなと思います。

あと、目玉機能の、睡眠時の血中酸素レベル測定機能ですが、
正直どこまで精度がしっかりしているか疑問な感じです。

私の場合、ほぼ毎日、「睡眠中に動きすぎたようです。そのため、
SpO2測定値が不正確になっています。」と表示され、
正直あまり参考になりません。

この機能を期待して買う人は、ちょっと冷静になった方が
いいかもしれませんね。

あと、OPPO band styleは、文字盤のパターンがかなり少ないです。
一応自分で写真を追加して、文字盤にすることもできるのですが、
(私は自分で写真を追加しました)、解像度が微妙であったり、
画面占有率が、公式の文字盤よりもやや下がる気がするので、
人によっては不満になるかもしれません。

また、この値段なので仕方有りませんが、
音楽保存もできません。そのため、ジムでスマートウォッチだけで
音楽を聴くということはできません。
(音楽制御はできます)

以上のことから、これらのデメリットを受け入れることができる人で
あれば、購入しても問題ないかなと思います。

OPPO band styleのここが素晴らしい!

一方、4000円という価格であることを考えると、
やはりOPPO band styleは素晴らしいスマートウォッチだと
私は思います。

特に初めてのスマートウォッチを購入する方は、
時計を付けながらシャワーを浴びたり、お風呂に入ることができることに
感動できると思います。

スマートウォッチのほとんどの機種が、高度の防水に対応していますが、
まれに対応していないのもあります。

OPPO band styleは4000円の値段ですが、
ダイビング以外であれば、どんなことをしてもおそらく問題ない
高い防水性能を備えているため、シンプルに丈夫な腕時計がほしい
って人にもおすすめです。

また、機能も豊富すぎないため、
誰でも簡単に使いこなせることができるのも
良い点だと思います。

また、睡眠測定に関しては、
浅い睡眠と深い睡眠をしっかり測定してくれるので、
しっかり眠れているかを割と詳細に把握することができます。

そして、何よりもこの軽さ!
OPPO band styleは、一日中つけていても
全く疲れないぐらい軽いです。

軽いという点は、しばしば見過ごされがちですが、
スマートウォッチの場合、必然的に日常生活のほとんどで
装着することになるため、付けていても疲れないという点は
思いの外重要です。

OPPO band styleは、その点ではかなり優秀だと思います。

あと、地味に使える機能として、アラーム機能があります。

時間になったら腕が振動するのですが、
これが思ったよりも、しっかりと起こしてくれます。

これを買えば目覚まし時計も必要なくなるでしょう。

結論

結論、スマートウォッチに詳しい人や2台目を探している人以外は、
購入してもいいと思います。

これを購入すれば、スマートウォッチがどういうものか
体験できますし、最低限のフィットネス機能もあるため、
4000円という価格をかんがえれば、十分満足できると思います。

Apple Watchなどは、3万ぐらいすることも珍しくない上、
iPhoneでしか使えないため、最初の一台として買うのは
若干勇気がいりますが、OPPO band styleであれば、
お試し感覚で、スマートウォッチを体験できるのが、
最大の魅力かなと思います。

しばしば、Amazonとかで売られている、激安スマートウォッチと違い、
OPPOという信頼できるメーカーが作っているので、
安心感があります。

とりあえず、スマートウォッチを試してみたいという人には
強くおすすめできる機種です。


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