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米PPI(卸売物価指数)予想下振れでも、ドル円高値更新。


【4/11相場概況】

東京時間、ドル円は政府・日銀による介入期待の売りや、本邦輸出企業の売りが観測され、一時152.75円まで下落。しかし、売り一巡後は押し目の買い意欲が強く、ドル円は153円台を回復。また、神田財務官・鈴木財務相による円安けん制発言があるが、マーケットの反応は限定的。欧州時間、前日4/10の米CPI上振れによるドル買いの流れが継続し、ドル円は前日高値を更新し153.28円まで上昇。NY時間、3月米PPIは、前月比で予想0.3%に対し0.2%・前年同月比で予想2.2%に対し2.1%と、予想下振れとなり、ドル円は152.79円まで下落。その後、米10年債利回りの上昇を受けドル買いが先行。ドル円は1990年6月以来となる153.31円まで上昇。

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