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書くだけじゃないシステム手帳の楽しみ方~紙ものでリフィルいろいろ

システム手帳は綴じ手帳と異なり、サイズに応じた穴が開いているリフィルを本文用紙として使います。

リフィルの魅力は市販のものを買うだけでなく、穴を開ければたいていの紙ものを手帳に挟んで使えることです。

今回は自作のリフィルの作り方・楽しみ方を取り上げます。

穴あけパンチは必須

リフィルを自作するにあたり、最初に用意したいのが穴あけパンチです。

厚みのある紙やラミネート加工したもの、複数枚をリフィルにしたい場合、しっかりしたつくりの商品をおすすめします。

市販のリフィルコーナーにある、システム手帳に挟める薄型のパンチはあまり推奨しません。
力を入れづらく、厚い紙だときれいに穴を開けにくいためです。

今記事ではシステム手帳ユーザーに広く愛用されている2商品を紹介します。

オープン工業 穴あけパンチ
○比較的安価
○A5・バイブル・ミニ6サイズに対応
○一度に5枚重ねて穴あけ可能
△最小サイズのM5リフィルづくりは工夫が必要
△手動で紙の位置合わせをするため、穴の位置がずれる場合がある

カール事務器 穴あけパンチ
○A5・バイブル・ミニ6・M5サイズ全てに対応
○ガイド付きで穴の位置が固定されるためずれない
△一度に3穴しか開けられないため作業時間が若干かかる

色んな紙ものをリフィル化する

ポストカード・インテリアカード

文具店や雑貨店でよく売られているポストカード。
近年は大小異なるサイズがセットになった「インテリアカード」を100均で見かけるようになりました。

インテリアカードセット ゴッホ(ダイソー)
穴を開けて…
バイブルサイズの手帳に挟んだもの

デザインペーパー

100均や作家さんから買えるデザインペーパー。
好みのサイズに切ってリフィルにすると一気に手帳が華やぎます。

トレーシングペーパー素材は透け感が魅力

一筆箋

一筆箋の横幅はミニ6の手帳とほぼ同じなため、カットの工程が楽です。
また、一筆箋は紙質の風合いにこだわったものが多く、質感も楽しめます。

手帳本体と色を合わせるのも良いです

余った紙・ノートを再利用

「どうしてもあのメーカーのフォーマットが使いたい」というこだわりがなければ、余った紙やノートをカットして再利用ができます。

A判・B判から切り出す場合(ナローサイズを除く・A5以外余り紙が出ます)
・A5→A4を2等分
・バイブル→A4を3等分
・ミニ6→B5を4等分
・M5→A4を8等分

今回は中途半端に使ったままのノートを解体してリフィル化します。
使用したのはパスポートサイズのトラベラーズノート・ドット方眼です。

ペーパーカッターを使うとよりスムーズです
本文とコラージュした表紙を切ったもの
本文は普段使うリフィルとして。
コラージュは保存用バインダーの仕切りとして使用

「ルーズリーフミニ」も挟める

マルマンの「ルーズリーフミニ」のリフィル穴は、システム手帳の主要なサイズに対応しています。

横幅が大きい・穴数が多いのが気にならなければ、代用のリフィルとして使えます。
縦幅がM5とほぼ同じなため、半分に切りもう半分にも穴を開けると、小さめのリフィルとしてちょっとしたメモ書きに最適です。

穴を開けない「フィルムファイリングシール」

お気に入りの紙ものに穴を開けたくない場合は、「フィルムファイリングシール」で穴をつける方法があります。

協和紙工 フィルムファイリングシール
(セリアで購入)

リング径に合わせて挟みたい紙ものにシールを貼り、シール部分の穴を挟みます。

また、市販のクリアポケットのリフィルに紙ものを入れるのもおすすめです。
穴部分のスペースが幅を取るため、その点はご注意ください。

おわりに

手帳は書くための道具としての認識が強いですが、リフィルづくり・差し替えに限っては「書くだけではない楽しみ」を味わえます。

システム手帳本体を持っていなくても、試しにリフィルだけ買って書いたり遊んだりすることができます。
また、リフィルを中心に楽しむのであれば安価な手帳バインダーでも十分です。

システム手帳の紙ものに対する包容力は只者ではありません。


今後も手帳・文房具を楽しく使うための記事を予定しています。

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