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おす・ひく・はる。手帳を手軽に可愛くできる文房具3選

今回は、少ない手間で手帳を可愛くできる文房具を3つご紹介します。


デコが苦手、でも手帳を可愛くしたい方へ

手帳をマスキングテープやシール、紙ものでデコレーションする「手帳デコ」。
SNSにアップされているページはどれも華やかです。

一方「デコは苦手」「デコる必要性を感じない」という方もいると思います。

手帳の使い方は人それぞれ。自分が心地よい使い方が一番です。

この記事では、

・手帳デコが苦手
・あまり手帳に時間をかけたくない
・でもページをちょっと可愛くしたい

そんな方におすすめの文房具をご紹介します。
使用例もさまざまなフォーマットを載せています。整ったページにするためのポイントも併せてご覧ください。

①おす…フリクションスタンプ(PILOT)

おなじみ、こすると消えるボールペン「フリクション」のスタンプ版です。
従来のスタンプと異なり、裏抜けしにくいインク、捺し間違えてもラバー面で簡単に消せるのが魅力です。

印面デザインは60種類(2022年8月現在)。
定期的に限定デザインも販売されています。

限定デザインのなかでも、同社の文房具ブランド「ILMILY(イルミリー)」の商品は女性を意識した色使いや絵柄になっています。

○使用例…予定をアイコンにする

フリクションスタンプをアイコン代わりに、予定に合わせて捺しました。
子ども関係の予定は動物の絵柄を使っています。リボン柄は前述のILMILYのものです。

印面のデザインが豊富なので、用途に合う絵柄が見つかるはずです。

◎Point
・マス目の決まった位置に捺すと統一感が出ます(画像では右下)
・決まった曜日の予定は毎週捺さず、画像のように矢印で省略したり、スペースがあれば曜日の近くに捺したりするのも良いです

②ひく…デコラッシュ(PLUS)

2011年に販売開始されたデコレーションテープ「デコラッシュ」。
2021年に発売10周年を迎え、よりシンプルで使いやすいデザインに一新されました。

マスキングテープやシールのような厚みが出にくく、ポイント使いから模様・罫線のような絵柄まで引くことができます。

テープを引くにはコツがいりますが、失敗しても専用の消しゴムがあるのが心強いです。

2022年8月19日には新柄14種が発売されました。
9月1日からは「ほぼ日手帳」とのコラボ商品も出るとのことです。

新柄の一部「料理(左)」と「読書(右)」。
テープも改良されています。

○使用例…ざっくりしたバーチカルの目印として

※花柄はイラストレーター・mizutamaさんの限定柄
(現在は販売終了)

時間軸が3分割されているバーチカル手帳に、1日の記録をつけています。

デコラッシュも暮らしに寄り添った絵柄が増えました。
落ち着いた色合いが多いので、大人の方でもさりげなく使えます。

◎Point
・アイコンとして使う場合は、頭を揃えるときれいに見えます
・個体差でテープがきれいに引けないものもあるので注意

③はる…各種シール(ミドリ)

たくさんのメーカーが工夫を凝らしたシールを販売している昨今。
その中から、老舗文房具ブランド・ミドリの手帳用シールをご紹介します。

○シール・ステッカーコレクション

「小さな木の実柄(左)」「動物柄(右)」

ミドリからは小回りのきくシールが多数出ています。
オーソドックスな柄も、使い方次第で印象が変わります。

〇使用例…年間カレンダーを彩る

円形の飾りシールを各月にあしらいました。
たったひと手間で、年間カレンダーが和やかな雰囲気になります。

〇使用例…レフト式ウィークリーを賑やかに

小さなシールをアイコン、動物の柄はスペースを活かして見出しにしました。
元々のシールの色合いが統一されているので、まとまりが出ます。

◎Point
・同じ種類のシールを使う
・大きめのピースを貼る際は対角線上や三角形を意識して散らばせる

○単色シール

色に合わせたモチーフからスケジュール管理に使えるものまで、小ぶりなピースが詰まった単色シール。
ピンク・黄色・青・緑・紫・茶の6色に加え、くすみカラーの新色も販売されています。

新色は画像のラベンダー・グレーに加え、ベージュ・カーキの4色。
アイコン系は従来の6色と異なるピースが揃っています。

〇使用例…マンスリーページの余白に小さな世界を作る

前月・翌月のマス目に、季節を意識したピースを貼ってみました。
予定や祝日も、後から書き込むのを邪魔しない程度に飾っています。

◎Point
・単色、もしくは相性の良い2色を使う
・2色以上使う場合は同じトーン(明度・彩度)で合わせる
・モチーフ選びに迷う場合は季節やストーリーを意識してみる(例・右下のオオカミとウサギ)

○日々の記録

近年発売されたシリーズです。
従来のシールより鮮やかな色合いで、一つひとつのモチーフが細かく描かれているのが特徴。
モチーフの幅が広く、組み合わせ次第でナチュラルにもファンキーにもできます。

〇使用例…日記にワンポイントを散らして

自由だからこそ難易度の高い1日1ページの手帳。
小さなシールだけでも十分可愛くできます。

◎Point
・大まかに色の傾向をまとめる
(例・ビタミンカラーを中心に寒色系は入れない)
・シールによって用途を決める
(例・フレームは日付や見出し、小さなパーツはワンポイントや話題の区切りごとに)

おわりに…「自分に見せるためのデコ」を

SNSでさまざまなものと多く出合えるようになった一方、知ることのなかったものが目に入ってしまう。比べてしまう。
そんな現象が「苦手」「辟易」を強めているのかもしれません。

ですが、手帳はそもそも誰かに見せるものではなく、自分だけのものです。

ちょっとしたスケジュールシールを貼ったり、色ペンでカラフルに書いたり、その日の気分で空いたスペースをシールやマステで飾ったり……。

これらは手帳人気が高まる以前から、ほとんど誰もが、もっと気ままに楽しんでいたことばかりです。

「自分に見せるためのデコ」なら、もっと気軽に、楽しく手帳と付き合えるのではないでしょうか。


今後も手帳を楽しく使うための記事を予定しています。

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