なぜ人はツイッターで狂うのか

 ★追記あり(2017年12月1日更新)

 昔はあんなに穏やかだった人が、何年か前から少しずつ攻撃的になって、いまではもはや狂人のような言動になってしまった――そのような経験はあるだろうか。現実においてそうした場面に遭遇することはあまり多くないが、ことツイッターにおいてはそれほどめずらしいものではない。

 狂気を発する人を実社会以上に多く目にするからといって、しかしながらツイッターというSNSが狂人をひきよせることを必ずしも意味しない。ほとんどの犯罪者がパンを食べたことがあるように、もとから狂っている人もふくめて、多くの人がSNSとは無縁には生きられない時代となっている。とはいえ、数あるSNSのなかでも、ツイッターはとくに人を狂わせる。それなりの理由があるのだ。

 今回は、狂気にとらわれて加速し(いろいろな意味で)過ぎ去っていったアカウントたちを追憶しながら、ツイッターのシステムがいかに狂気を培養しやすいかを考察した。

 これを他山の石として、自らが狂気に溺れないための手引としたい。読者諸氏も、かつて正気だったころの彼・彼女らを懐かしみながら、自らがそうならぬよう心しつつ、どうかこのまま読みすすめてもらえれば幸甚である。
 

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白饅頭note(本編)

白饅頭が書いた、そこそこ長めエッセイが公開日の古い順にまとまっています。 ツイランドや他社さんではあまり扱わないような話もここでなら自由に書けるので、結構はりきって書いています。おおむね2週間に1回のペースで新作を書いています。 各回300円均一です。よろしくお願いいたし...
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コメント4件

ある爆発的な反響から界隈を駆け上がり、過激化し、そしてツイッターを去っていった人たちが、その前後でどのように変化していたのか、よく気になることがあります。それはそれとして、自分も注意しなければですね。
ツイッターで「ウケ狙い」を反復継続した結果、普通の人が狂人化していくという趣旨に解釈しました。掲示板でも正論と思える意見を「荒らし」呼ばわりして特定の賛意ばかりに好反応する「おかしい人」はよく見かけました。ツイッターのようなSNSでは、管理人の中央集権的な掲示板とは違って参加者それぞれの主観によるブロックという機能によって「ウケる人だけで集まった身内の空間」をつくってそこにひきこもることができるので、さらに悪化の度合いが激しくなっているように見えます。カルトのような集団の場である「身内の空間」が、グローバルかつオープンな場でのやりとりの上に、擬似的なものとはいえ築かれるという皮肉な話にも聞こえます。
今回も興味深く拝読させて頂きました。自由でオープンで真実のある場所を求めた結果が猿山狂人とは説法のような皮肉を感じます。
ツイッターならではの狂人化メカニズムがたいへんよく解りました。私自身、RTふぁぼされた時のえも言われぬ高揚感は忘れられないですし、人格の存在の希薄化によって失礼なリプをしたりされたりもしましたから、胸に痛く刺さる内容でした。これはツイッターの公式ガイドラインとして周知されても良いのではないかと思うほどです。
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