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40代、男子。いまだに学生気分が抜けません。 ちっちゃい広告制作会社を運営しております。

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最近の記事

うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー~9th. Baby Faith

【チャプター3~しおれた心の花びらシーズン】 9th 1994年9月7日 Baby faith 渡辺美里のアルバム史上で最も攻めた作品。前作「BIG WAVE」に引き続き、そして最後の小林武史プロデュース。夏!美里!としてアルバムは毎年7月にリリースしていましたが、9月にずれ込んだことからも難産アルバムだった(と推測)。 表現がとても難しいのですが、今までのイメージとガラリと変わった印象を受けます。 悲しさ、切なさ、やりきれなさを感じる作品。全編を通してぐずついた空模様。ど

    • うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー~8th. BIG WAVE

      【チャプター3~しおれた心の花びらシーズン】 8th 1993年7月21日 BIG WAVE 渡辺美里のアルバムの中で個人的にベスト!です。強いコンセプトを元に作られ、その完成度の高さと攻めの姿勢は、聴けば聴くほど深い味わいに。時代は変われど色褪せることない珠玉の1枚。 時系列を紐解くと、 1991年7月6日 7thアルバム「Lucky」 1992年7月8日 セルフカバーアルバム「HELLO LOVERS」 1993年7月21日 8thアルバム「BIG WAVE」 デビュ

      • うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー~7th. Lucky

        【チャプター2~powerシーズン】 7th 1991年7月6日 Lucky powerシーズン(勝手に命名)のラストは「Lucky」。 7枚目のアルバムにしてもはや貫禄で圧倒する1枚です。 「Queen of うたうたい」の誕生。 当時中学3年生の僕は、初めて発売日に買ったCDです。わくわくしながら近所のレコード屋さんに自転車で走った記憶があります。 時系列を少し振り返りると 【チャプター1~steppin'nowシーズン】 1st 1985年10月2日 eyes 2nd

        • うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー~6th. tokyo

          【チャプター2~powerシーズン】 6th 1990年7月7日 tokyo 野球で言うなら4番バッターの登場。圧倒的な存在感があるアルバム。名盤中の大名盤です。大切な宝箱のような、30年以上経過した今でも、このジャケットを見るだけでときめいてしまいます。 発売されたのは1990年7月。逆算すると1989年終り頃から1990年春頃にレコーディングされた(推測)。日本がバブル経済の絶頂期でいろいろな意味で輝いていた時代。そんな光に満ちた社会環境と、前作「Flower bed」

        うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー~9th. Baby Faith

          うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー~5th. Flower bed

          【チャプター2~powerシーズン】 5th 1989年7月1日 Flower bed 前作「ribbon」において、日本のミュージックシーンに確固たるポジションを築いた渡辺美里が、新たな可能性と成長を求めて作り上げた意欲作。あえてコンセプトアルバムとして定義したいと思います。 最初から最後まで通して、一つの物語というか舞台、映画を見ているような感覚。渡辺美里もかなり忙しく毎日を過ごしているであろう中、ここまでの完成度に仕上げるあたり、超人レベルです。 心と身体にキレイに染

          うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー~5th. Flower bed

          うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー~4th. ribbon

          【チャプター2~powerシーズン】 4th 1988年5月28日 ribbon 渡辺美里がメジャーシーンに躍り出たアルバム。 キャッチコピーは「戦後最大のポップアルバム」。 その名に恥じぬどころか、それを超越する、ベストアルバムとも呼べる完成度。ここまでの3枚を踏まえ、日本のミュージックシーンでの存在感を築き上げ、一気に加速し「powerシーズン」期(勝手に命名)に入っていきます。 収録曲も名曲揃い、参加スタッフも今後の渡辺美里と長く付き合っていくメンバーが多数。TMNE

          うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー~4th. ribbon

          うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー~3rd. BREATH

          【チャプター1~steppin'nowシーズン】 3rd 1987年7月15日 BREATH サードアルバムは実験的というか、方向性の確認というか、他のアルバムとは一線を画すように思えます。セールス的には45万枚以上と、とてつもなく売れているのですが、渡辺美里成長期にしては、一度バネが縮むようなイメージです。このあと、メガヒットを連発するためのパワーをため込む時間、そんな位置づけです。 岡村靖幸が制作スタッフから外れ(本人がデビューで忙しかった?)、小室哲哉2曲、木根尚登1

          うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー~3rd. BREATH

          うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー~2nd.Lovin' you

          【チャプター1~steppin'nowシーズン】 2nd 1986年7月2日 Lovin' you セカンドアルバムにして早くも2枚組の大作。「エルトン・ジョンの2枚組アルバムのようにしたかった。それを歌番組で共演したときに本人に伝えたらハグしてくれた!」とのこと。初のオリコン1位シングル「My revolution」を含む全20曲。うち16曲が岡村靖幸と小室哲哉によるもの。バラエティに富んだ大作です。王道ポップスあり、80年代ならではの前衛的な実験あり、ロックテイストあり

          うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー~2nd.Lovin' you

          うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー~1st. eyes

          【チャプター1~steppin'nowシーズン】 1st 1985年10月2日 eyes 発売から35年以上が経過しても、色あせることなく日本のレコード史に燦然と輝く名盤。 小室哲哉3曲、岡村靖幸4曲、をはじめとして、後々日本のポップスシーンで活躍するミュージシャンが多数参加。日本がバブル経済に突入する前段階の黎明期の出来事。 わたしがこれを初めて聴いたのは1991年ごろ。おこづかいで渡辺美里のアルバムを買い揃えた、最後に勝った1枚。当時はあまりピンと来なくて、好きではな

          うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー~1st. eyes

          うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー

          ニッポンのうたうたい、渡辺美里さんのアルバムヒストリーを 独自の視点で考察します。 思い出補正等、かなり偏った考えとなりますので、ご了承ください。 1985年のデビューからオリジナルアルバムは20枚発表されました。 ※2021年2月現在、カバー、ライブアルバムは除く それをチャプターに分けました(勝手) 【チャプター1~steppin'nowシーズン】 1st 1985年10月2日 eyes 2nd 1986年7月2日 Lovin' you 3rd 1987年7月15日

          うたうたい渡辺美里アルバムヒストリー