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流し読みの癖を直さないと

読書は大切。仕事柄、いつもそう思っている。
でも、最近私が読む本は、ビジネス書だったり実用書だったり、新しい知識を得るために読んでいるものばかり。

いまさらだが、これではマズいということに気づく。

必要な情報だけを得れば良いので、時間短縮のために飛ばし読みや斜め読みといった流し読みをするが、その癖がすっかり身についてしまった。もちろん、実用書などはこの手の読み方で構わないのだが、言葉を噛み締めるような読み方ができなくなってしまった気がする。

これは翻訳を仕事にする人間にとって致命的。読んでるけど読んでないような感覚が最近つきまとう。これでは言葉の引き出し、表現の引き出しが増えるはずがない。

猛省して、言葉や文章を味わい楽しむような文芸作品の読書量を、もっと増やしていこうと思う。

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