Terry Saito

ググってください(笑)

機械翻訳を毛嫌いしてるわけではない

京都で開催されたJTF翻訳祭であった機械翻訳ネタのセッション資料を読んでいると、個人翻訳者が感情的に機械翻訳を毛嫌いしていると、勘違いしていると思われるものがあった。翻訳者が機械翻訳により仕事を奪われると思い、機械翻訳を嫌っているとでも言いたげである。

このコメントを堂々と表に出して話されたことが、機械翻訳を下訳に使用することへ積極的な人々の、翻訳に対する理解の欠如を表しているように思う。

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使うことを目的にすると間違える

翻訳祭も無事に終了したようだ。開催中は、いろいろと情報が断片的にSNSに流れてきた。

特に機械翻訳に絡むツイートは賑わいを見せていたように思う。概ね、私が自分自身でNMTを使い、評価した結果から判断したことと同じような話がされていたようで、そういう意味では正しい情報出しがされていたのだろうと推測している。

私はあるツールの情報に目が留まり、その画面を眺めていたのだが、どうも気持ちが悪い。MTを

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NMTって結局、何も変わらないのでは?

Neural MT が登場して以来、今こそ機械翻訳を導入すべきという勢いでツールベンダーがセールス活動を強化しているようだし、あちこちで機械翻訳をテーマとしたセミナーやパネルディスカッションが開催されていて、翻訳に詳しくない一般の人々が洗脳されている感じがしている。

最近、複数社のNMTを試用する機会を得て、出力される訳文を眺めている。決して、どのNMTが優秀かといった優劣をつける目的で見ている

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フリーランス翻訳者の交渉ごと

クライアントやエージェントといった企業と、翻訳者や通訳者といった個人事業者では、商慣習や法務的知識において情報量で圧倒的な違いがある。どうしても優位な立場にある企業側のご都合でものごとが進み、仮に誠意のない企業が相手になると、弱い個人が不公平な条件で仕事をさせられたり、泣きを見ることが多いようだ。

一方で、次から次へと様々な規模の企業が業界へ入ってきており、日本翻訳連盟が発行している翻訳白書を見

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NMTは単なる営業機会

Google が Neural machine translation (NMT) を採用したことをきっかけに、NMTが従来の機械翻訳よりナチュラルな文章を作り出すことを、一般の人々まで知るようになった。そして機械翻訳を売り物にした翻訳システムの販売が加速している感がある。

先日、某社が企業向けに行ったAI機械翻訳システムの説明を聞く機会あった。

説明内容の主たるものは、従来からある翻訳統合管

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流し読みの癖を直さないと

読書は大切。仕事柄、いつもそう思っている。
でも、最近私が読む本は、ビジネス書だったり実用書だったり、新しい知識を得るために読んでいるものばかり。

いまさらだが、これではマズいということに気づく。

必要な情報だけを得れば良いので、時間短縮のために飛ばし読みや斜め読みといった流し読みをするが、その癖がすっかり身についてしまった。もちろん、実用書などはこの手の読み方で構わないのだが、言葉を噛み締め

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