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ようやく涼しくなってきた9月の終わり

2023年9月30日(土)、曇り。9月末になってようやく涼しい日が増えてきた。
朝イチで近くの歯科医院で三鷹市の歯科検診を受診。

帰宅して、家人とどこかに出かけようという話になった。野川公園自然観察園の彼岸花がまだ観れるのではないかということで、久しぶりに二人で自転車で出かけた。
写真撮影目的ではないため、軽装でないと不評を買うので、SIGMA fpに40mmレンズを付けて携行…。

1週間前は七分咲きという感じであったが、かなり枯れてしまった花が目についた。

野川公園自然観察園

とは言え、ざっくり全体を見渡せばまだまだ赤い花がたくさん咲いていて、それなりである。

枯れていないきれいな花を選択して撮影する。

1週間前に比較すると圧倒的に人が少ない。

後ろにはまだこれから咲くものもある

ピークも過ぎてしまったし、午前中だからかもしれない。

彼岸花もそこそこにして、園内全体を1周することにした。

園の西側を1周して再び彼岸花の群生地を通り過ぎてしばらく行ったところで、一人の男性(たぶん70代)がペンタックスのデジタル1眼レフカメラに望遠ズームを付けて蝶を撮影している。
何を撮影しているのかお聞きしてみると、クロコノマチョウという蝶で、枯葉を擬態しているという。確かに見てみると、緑の葉の上に枯葉が乗っているように見える。

クロコノマチョウ (黒木間蝶、 Melanitis phedima )

蝶は人が踏み込めないエリアでじっとしている。40mmで撮影するには遠すぎる。これは望遠で撮らないとキツイと思いつつ、カメラをなるべく蝶に近づけて撮影する。

男性の話によると、もともと関東地方で見ることはできない蝶であったが、温暖化の影響で最近は関東でも見かけるようになったという。なんと成虫のまま越冬するそうだ。

fpの液晶で拡大してみると、十分ディティールは確認できる。

拡大するとこんな感じ

本当に枯葉のようだ。

SNSでは野川公園自然観察園で撮影された白い彼岸花の写真がアップされていたのだが、自分が見る限り彼岸花の群生地に白い彼岸花は確認できなかった。しかし園内の東側(群生地と逆側)の端っこまで歩いてみると、そこに白い彼岸花が咲いていた。

白い彼岸花

しかし赤いのと同様にかなり枯れているものが多く、まだきれいなものを選択して撮影する。
ここで20代と思しき女性がFUJIFILMのシルバーボディのミラーレス機で彼岸花を撮影していた。
つい先日まで放映されていたドラマ「カメラ、はじめてもいいですか?」の主人公のようだ。ペンタックスのデジタル1眼レフといい、出会うカメラがこのドラマに縁がある…。

カリガネソウ 

かなりどんよりした曇りであったが、光が分散していい感じであった。

カメラ / レンズ:SIGMA fp / MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2

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