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御祓(おはらい)の神さま

この記事はYouTubeでも読み上げを行っています。

神社に行って御祓(おはらい)を受けることがあると思います。

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御祓は、罪やケガレ、災厄などの不浄を心身から取り除くための神事・呪術として、神社などで行われています。


今回は、この御祓について知識を深めましょう。




御祓は、神主の霊力で行っているわけではありません。

日本には祓(はらい)を司る神がおり、神主はその神力をお借りして禍事・罪・ケガレを祓っています。



4柱の祓の神は、祓戸大神(はらえどのおおかみ)というチームを組んでいます。

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1柱目

瀬織津比売神(せおりつひめ)
「もろもろの禍事・罪・ケガレ」を川から海へ流します。

※この場合の川と海は、実際の川や海ではなく、川や海のような靈力の流れにのせることの比喩表現と思われます。



2柱目

速開都比売神(はやあきつひめ)
河口や海の底で待ち構えていて、「もろもろの禍事・罪・ケガレ」を飲み込みます。



3柱目

気吹戸主神(いぶきどぬし)
速開都比売神が「もろもろの禍事・罪・ケガレ」を飲み込んだのを確認して、それを異界に流し込みます。



4柱目

速佐須良比売神(はやさすらひめ)
異界に持ち込まれた「もろもろの禍事・罪・ケガレ」を、流して濾過してきれいにします。

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なんだか、自然界にある水の循環に似ていますね。

ある方は、これを「4柱の神さまが人の禍事・罪・ケガレをパスしてどんどんグルグル回して、いつの間にかあれっ!綺麗になっている!となる」と表現していました。




神社には多くの気が流れていますから、気の圧力を高めるために神社に通うのは効果的です。

気を取り入れると共に、神社の神さまにお参りをして、禍事・罪・ケガレも流してもらい、スッキリしましょう。





〜祓戸大神(はらえどのおおかみ)を御神祭としてお祀りする主な神社〜


佐久奈度神社(滋賀県大津市)

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日比谷神社(東京都港区)

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浦嶋神社(京都府与謝郡伊根町)

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水野社(愛知県名古屋市中村区)

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※上記以外の神社でも、御祓は行われております。


お祓いなど気の圧力を高めることは運を良くするために重要です。このようなことに興味のある方は本格的に学びませんか。


これからも良い記事を書いていきます。