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432Hzは、優しく大切な記憶を思い出させてくれる


今週末は、全国的に天気も良くて、其々に、それぞれの場所で、
桜🌸を愛でたり、春の爛漫を大いに満喫した方が多かったでしょう。


僕は、ちょっとワクワクする音楽Liveに行って参りました。


いやー 凄すぎて、まだ余韻の中にいます。


どれだけワクワクしたかって


勝手に兄貴と慕っているヘナアートアーティスト(宮沢りえさんもヘナをされた)のYukiyaさんのLiveということもあり、

セッションの相手が、カリフォルニアから凱旋帰国した世界的なグランドハープの奏者、古左古基史(こさこもとし)さんで、

そして、この音楽セッションのタイトルが、凄かった!!!

432Hz音霊ライブ
世界の大きな変化の時代に、日本人として何ができるか?

いや、凄いというより、こんな優しく美しく素敵な、音楽セッションを観たのは初めてだった!!!


まず、最初のワクワクは、432Hz

最近、藤井風や宇多田ヒカルが、432Hzを特別な楽曲で使ってるって、良く耳にしますよね。

432Hzというのが何のこっちゃ、最初は意味が分からなかったのですが、
基本的に楽器の調律は、ラの音が440Hzに規格統一されているそうですが、

実は、この432Hzというのが、ハープ奏者の古左古さん曰く、
本来、人間が心地よく聞こえる音調なのだそうです。

それでは、なぜ・・ 深いことはググってみてください。


二つ目のワクワクは、グランドハープの精妙な音と
唯一無二の優しいパーカッション

あのパルテノ神殿みたいな楽器です。

僕はグランドハープの演奏を初めて聴きました。
それも伸ばせば手が触れる位置から、かぶりつきで聴きました。

ライブ会場の古民家の窓から降りてくる光の効果もあって、
グランドハープの音は、あの世の音かと思うほどでした。

そして、yukiyaさんのパーカッションは、丸い音というのは、この音をいうのか、というほど、柔らかくて、まろやかなんです。


コロナ禍以来、再会する友人同士の2人が、完全に即興で行うセッション


どんな音にしようか、そんなお互いを感じ合う間合いが、聴いている観客にも手に取るように伝わってきて、音の演劇を見ているような空間でした。


最後は、映画のBlue Giantのワンシーンのように、2人がハイタッチして、その溢れる熱い友情おを見ていて涙が。。

こんな凄いライブを自分だけのものにするにはもったいなくて、

録画させていただいた『Alcyon』という曲を、仲間たちに聴いてもらった。

ライブの時、みんなが声を揃えて、あの曲にワクワクしたと言っていた曲

瞑想的に聴き入ってくれた、二人から、

子供のころにワクワクしていた、あの時のシーンが鮮明に浮かび上がってきた。 忘れていた記憶だったから、とっても嬉しかった!

そんな同じような感想が届いた。

なんて音楽は、素敵なんだろう!!!

432Hzでの二人のセッションは、
聴いた人の優しく大切な記憶を思い出させてくれる!!!

yukiyaさんのご厚意で許可をいただきました。
どうぞ、フルバージョンでお聴きください。




三つ目ののワクワクは、

ライブのタイトルであった、
世界の大きな変化の時代に、日本人として何ができるか?

このライブは、演奏だけでなく、二人が僕たちに大きな問いかけをしてくれました。

ロックダウン中のアメリカで、古左古さんは、音楽の仕事を失った間、自分は何をするために存在しているのか?

そんな自分への問いかけの中で、

自分は小さくても、この壮大な宇宙を構成している一つの存在であるんだ。この真実は、疑いようがない。

だったら、自分の僅かなスペースの中でも、自分が本当に感動できる音を出していきたい。それは宇宙貢献になる。

そんな思いの中で、ハープの調律を432Hzにしてみたそうです。

そしたら、全く別の音になった。
それ以来、自分のハープの440Hzの音がうるさく聞こえるようになった。そうです。

同じ時期、ヘナアーティストの兄貴 yukiyaさんも、今、与えられたスペースの中で、小さくても確かに自分の最善を尽くしていこうと決意し、
ヘナアートを描き続け、パーカッションの音を磨き続けた。

そんな二人は、自分のいる場所での「宇宙貢献」という同じ思いで、アメリカと日本という場所を超えて、友情を温めて続けてた。

今回、古佐古さんの日本への帰郷に合わせて、この音楽ライブが実現した。

日本海を望む、山口県下関の小さなカフェ

屋根の上にチューリップが咲く、めっちゃ素敵な場所「tenのてしごと」を舞台として

ここに集まったのは、宇宙の中の十数人だったけど・・・

でも、観客のぼくらにとっては、最高の宇宙貢献だった。

奇跡のような、グランドハープとパーカッションの音楽セッションだった。

世界は、いまだかつてないほどの、分断の時を迎えている。

イスラエルはパレスチナ、ウクライナの西側諸国とロシア、アメリカもほぼ内戦状態にあると言っていい。

この世界の中で、宇宙の構成員の一員として、日本人として、わたしたち一人ひとりが何をしていったら良いか。

Yukiyaさんと古左古さんは、432Hzはとても優しいが、この空間の場は、演奏者がどう意図(意識)するかにかかっているんだ。

僕はこの言葉に痺れた。

とても大切な問いかけを音楽セッションとともに受け取った気がした。

一緒に、この音楽ライブを聴いていた人たちの感動の涙と演奏会が終わった後の、晴れやかな顔といったら、

432Hzという優しく精妙なエネルギーと、小さな宇宙貢献への勇気を僕たちは受け取ったのだ。

そして、最後に2人が応えてくれたアンコール曲は

Amazing Grace だった!!!

小さな自分の居場所で、自分のやりたいことを、思いを実現できたら・・・

その思いの結果が、100人集まったら、

ぼくたちは、全員で少しだけ宇宙貢献ができていると、希望を持てるかもしれない。ぼくたちのありたい世界は自分たちで創ればいい。

二人は、そんな祈りを、Amazing Grace に込めてくれたように思う。

窓辺から差す光が後光のように二人を照らし、とても神聖な場所に、僕たちはいるように感じた。

yukiyaさん、古佐古さん、最高の音楽セッションをありがとうございました。

アメリカ大統領選が、波乱なく終えたら、11月にまた来てくださいね。


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