「読みたいことを、書けばいい。」に敬意を込めて①
今日は、最近買った本について簡単なコメントと合わせて記事を書こうと思ったわけですが、今この文を書いている時間は、22:22である。あと1時間半ほどで今日が終わってしまう。
妻と子はもう寝静まったがはたして、書ききれるだろうか。
というのも、今ほどamazonのkindle本の注文履歴をざっと見たらなかなか買っているじゃないか、そしてメルカリの注文履歴もみたらこちらもけっこうある。
そもそも最近とはいつかと考えたのだが、明らかに一つのターニングポイントになったのがこの本であることから、2月2日からを最近と決めた。
そして、この本だけでどえらい長い記事が書けそうなので、まずはこの本一冊を紹介する記事からはじめようと思う。
読みたいことを、書けばいい。 田中泰延
2月2日amazonにてkindle版を購入。
読みたいことを、書けばいい。
まず、この本がどんな内容なのかを、書かねばならない。これが、一番億劫でこの本の記事がかけないでいたわけだが、超シンプルにまず書いてあることを私なりにまとめると次のようになる
テリー的まとめ「なぜ、どう、何を書くのか?」
①何かについて書けと言われる(書きたくないけど)
②その事象について自分は知らない、だからその事象について調べる
③事象を調べる中で自分の愛せるところを見つける
④しかもそれが世の中でその事象について書かれているものには書かれていない。
⑤なので自分が読みたいので書く(面倒くさいけど)
ちょっと解説してみる。
まず前提として、ウェブに書かれている文章は「随筆」だと。随筆とは何かと言えば、何かの事象に対して、筆者が感じた心象を書くだけのものだと。
①何かについて書けと言われる(書きたくないけど)
筆者は広告代理店に勤めていた。その広告代理店的なスタンスが明確に出ている。別に自分がその事象を売り出したいわけでも、自己表現でもない、売ってくれ、書いてくれと言われたから書くのだと。
②その事象について自分は知らない、だからその事象について調べる
これも広告代理店のスタンスだと感じる。基本、最初はズブの素人なのである。むしろ広告代理店はそれが売りなのだ。
私も広告代理店と仕事をしたことがあるが、最初思ったのはこれだった。会社名に押されて、なんかすごい人たちだと思っていたけど、私のやっている仕事に関しては完全に素人。こんなことも知らないのか?と思うほどに。
でも知らない人間だからこそ、プロデュースできることがあるのだということを彼らと仕事をすることで、私も知ったという経験がある。
彼らはずっとその分野で仕事をしてきた人間と違って、変なこだわりを持たないのだ、それがズブな素人にモノを売るときには一番いいのだと思った。素人から見て、素人に売るにはこうしたらいいんじゃない?というアイデアを出すのが彼らの仕事なのだ。
でも彼らはくそほど調べるし、識者にもずけずけ会いに行き話を聞いてくるし、自分たちは素人だからと人を使うのも上手である。
話を戻すと、だから調べるのだ。
③事象を調べる中で自分の愛せるところを見つける
これがなければ書く意味はないし、自分にも、他人にも役に立つものにはならないのだ。逆に依頼されれば、これがなくても書かなくてはいけないという難しさはあるわけだが…
④しかもそれが世の中でその事象について書かれているものには書かれていない。
⑤なので自分が読みたいので書く(面倒くさいけど)
誰かが既に書いているんだったら、自分が書く意味はない。まったくその通りだ。自分が愛したことを誰も書いていない!だから、書かなければいけないのだ。
筆者の言葉をそのまま借りれば、この本で言いたいことはこれだけだ。
事象に出会ったとき、そのことについてしっかり調べて、愛と敬意の心象を抱けたならば、過程も含めて自分に向けて書けばいい
「有益情報」の踊らされていた俺
さて、それでは私は、この本という事象に出会って、どんな心象を抱いたのか…
本当は、もっと早くこの本で1本記事を書きたいと思っていたのだが、なかなか筆が進まない。そして時が経ってしまった。
だが、そのターニングポイント感がしっかりツイッターに残っていた。この本を読んで2日後のツイートである。
そしてブログを辞めた(笑)
そして「有益ツイート」をするインフルエンサーたちのフォローを辞めた。
それぐらいのターニングポイントなのである。
それまでの自分が書いていたブログがこれ…
https://terytime.com/
どうでしょうか?ぜひオリンピックが開かれなくてもレガシーとして残しておいておきたいですね…
これはまさに「読者の悩みに答える記事」を意識して書いている。
ネットでたいそうお金を稼いでいるブロガーさんたちがそろってテンプレートにしているやつだ。
「こんな悩みに答える記事です」
「この記事を読むとこうなります」
「そんな記事を書いている私は月7桁稼ぎます」
はい。いやいいんだけど。ネットで検索するってそういうことだ。わからないことがあるからネットで調べるわけだ。
年より風に書けば「引く」ってやつ。「辞書を引く」と言いますよね。わからないこと、知りたいことを「ネットで引く」のだ。すると、「そのお悩み解決しますよ、読むとこうなれますよ、私はこんなに稼いでいるから説得力ありますよ」という記事が出てくるわけ。
その通り、まったくもって正論。
でもそれを書いてきた結論が上のツイートだったわけだ。
「あれ?俺ってなんのためにブログ書いてたんだっけ?」
なんのためにブログ書いてたんだっけ?
思い出せないのか?思い出したくないのか?よくわかりませんが…きっと「稼ぎたかった」んだと思う。
その証拠に…証拠は残っていないのだが…
いや残っていた…アフィリエイトのASPの登録…
サイト名称「みんなの稼ぎ方大研究」
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ねっ、つらいでしょ
これぞレガシー
「稼げます」という言葉がいかに恐ろしいか、だって今でも気を抜けば簡単にフォローボタン押しちゃいそうになるし、いいねしちゃいそうになりますもの。それくらいならいいですが、note買っちゃったしますもの。
結果、これ追及してもなんか「自分の人生豊にならないなぁ」と思っちゃったわけだ。うーん、まだこの辺言葉にうまくできない。
でも、わかりやすく具体的な行動としては、「ツイッター見る」のが嫌になった、まず。みんなの収益報告とか見ているのが。だって売り上げの多くが、ノウハウ書いたnoteだったりするわけ…
稼ぎ方の記事書いて→読者がついて→稼ぎ方のnote売って…あれ何で稼いでいるの?稼ぎ方のnote売って稼いでいて、あれ、そもそも何???
というわけでブログ終了…
この記事終わりが見えないので、また明日に続くにします。
おやすみなさい。
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