自己紹介 その2

その1はこちら

今回は新宿二丁目デビューしてみて…という内容です。


全然楽しみ方が分からないが適応する

二丁目に来たはいいが全然染まれないへっぽこな私。でも飲みに行くと素敵な人だなとか、自分らしさがあるなとか、レズだからって卑屈にならなくていいんだ…と思わせてくれるような人との出会いがたくさんありました。

なにより当たり前に女が女を口説いたり、お互いラブなのかライクなのかグレーのまま仲良くなってから考える関係だったり、カムアウト済のノンケさんと一緒に遊びに来ていたりと、自分の意思や感情に基づいて生きている人がたくさんいたことがすごく衝撃的な世界で、もっといろいろ知りたいし自分にできることを自分たちのためにしたいと考えるようになりました。


もてなす側とかどうよ

そこで芽生えた考え、『働いてみるってのはどうよ』と。思い立った私は、二丁目エリアのとあるバーでスタッフを始めてみることにしました。

この話題もまた、得たものも多くて…その内にまとめてみたいと思いますが、ひとつ今になって思うことは、よくやったよねと。数年間は毎週末出勤していました。当初はどうにかなるやろ精神は満載でしたが若さ故引き出しが少なくて、もうちょっと何か貢献できたんちゃう?という反省もあります…。


お仕事は何を?

そんなわけで二丁目でへっぽこバーテンダー(シェイクはできない)をしていた経験もあるのですが、他にもいろんな職場で働きました。運送屋、事務員、バー、スナック、芸能事務所…この他L向けのイベントスタッフや占い師もちょこっとやっていました。絵を描く知人に勧められ、何度か絵描きさんや写真家さんのグループ展に出品させてもらったこともあります。こちらはかなり中途半端で浅いハマり方で心残りがあるので、絵や占いはもっともっとこれから深めていきたいジャンルでもあります。



そして今に至る

たくさんのことにチャレンジしてみようと思えたのも、やけくそで生きてやる!という半ば投げやりな根性と素敵で魅力的な人との出会いがあったことが本当に大きいと感じています。特に絵を勧めてくれた知人(ある職場の先輩)の”姐さん”との出会いは本当に成長の機会を与えてくれたと思っているので感謝感謝です…!

財産になる出会いの多かった東京を離れるのは本当に名残惜しかったのですが、様々な悩みや当時の抱えきれない諸々の問題に精神が崩壊してしまったので帰郷して今に至ります。地元で再び仕事を探し始めて、ある仕事との出会いによって再び自分が何を求めているのかに向き合うことができ、今前向きに生きることができるようになりました。闇が少し晴れた感覚です。


傷を負っては成長し…という感じで30年くらい、生きてきたのが私です。ただでは起き上がらない人間としてこれからも何とか生きていきたい…!!



最後まで読んでくれてどうもありがとう。

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