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Transmute Artifactを今買ってください、という話

はい、書きたいことができたので、Noteを書かせていただきました。レガシープレイヤーの鉄線と申します。アーティファクトが大好きでテゼレッターというアーキタイプを愛用し続けています。カッコいいデッキですので、もし気になった方は過去のノートを読んでいただけると幸いです。

もしかしたら手遅れになってしまっているかもしれませんが、今、このカードについて語らせてもらいます。

今でも大体3~4万円台。高いんだけどさぁ・・・。

基本的にはレガシー視点で話をさせていただきますが、統率者とかにも一部言えることなんじゃないかな?と思います。

まず、このカードのテキストを読んでみましょう。

Transmute Artifact UU

Sorcery

Search through your library for one artifact and immediately place it into play; also, choose any artifact in play that you control and place it in its owner's graveyard. If the new artifact has a casting cost greater than that of the discarded one, you must pay the difference or Transmute Artifact fails and both artifacts are discarded. Shuffle your library after playing this card.

はい、古のエキスパンション、アンティキティーのカードであるため、英語のテキストしかありませんね。オラクルが適用されて現在のテキストは

https://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?printed=false&multiverseid=202616

Sacrifice an artifact. If you do, search your library for an artifact card. If that card's mana value is less than or equal to the sacrificed artifact's mana value, put it onto the battlefield. If it's greater, you may pay X, where X is the difference. If you do, put it onto the battlefield. If you don't, put it into its owner's graveyard. Then shuffle.

となっており、翻訳すると

アーティファクト
を1つ生け贄に捧げる。そうしたなら、あなたライブラリーからアーティファクトカードを1枚探す。そのカードマナ総量が、生け贄に捧げられたアーティファクトマナ総量以下であるなら、それを戦場に出す。そのカードマナ総量の方が大きいなら、あなたは(X)を支払ってもよい。Xはそれらの差である。そうしたなら、それを戦場に出す。そうしないなら、それをオーナー墓地に置く。その後、ライブラリー切り直す

となります。※翻訳文はWisdom Guild様よりお借りしました。

ざっくり言うと、アーティファクトを生贄にささげることで、好きなアーティファクトを直接場に出せる、大きいやつを出すときはその差分マナを払わなければいけない

っていうテキストですね。

ちなみに古のテキストなので、アーティファクトを生贄にささげるのくだりは追加コストではなく、解決時に起こる事象なので、カウンターされた場合は生贄にささげなくても良いです。地味にありがたい。また、差額を支払わないことを選択し、アーティファクト限定の納墓としても使う選択があることも覚えておきましょう。弱者の剣やアガサ釜あたりで使うことがあるかも。

このカード自体は、器用なカードですが、カードパワーが高いカードではありません。枚数としても一枚損で、場とライブラリにあるファクトを交換するだけですしね。ただ、サーチカードの中でこれより柔軟に好きなアーティファクトを場に出せるカードはレガシーの環境に存在しません。


レガシーには・・・な!


ただ、今月発売予定の

写真からは想像できないくらいアーティファクトたっぷり

に収録されているメカニズム、というかアーティファクト群との相性が素晴らしいのです。一例を挙げると、


インスタントタイミングの除去


エムリーで拾える布告除去


といったような、場に出たときに一定の仕事を済ませているアーティファクト群が多数(各色に複数枚)。収録されているのです。

これらは共通のテキストとして、作成という新メカニズムをもっており、コストを支払うと、裏面が土地や生物等に変身するのですが、そこはあまり重要ではなく、

MV=2以上を持った、当面使い道のないアーティファクトを場に残すことができる

ようになるのが重要なんですよね。従前ではまだ使い道がありそうなアーティファクトを生贄にささげることに抵抗があったTransmute Artifactですが、これでかなり使いやすくなったのではないでしょうか?

2マナで何かをプレイした後、の次のターン、それをTransmute Artifactで生贄にささげつつ、2~3マナのアーティファクトを場に出す、これにはかなりの選択肢、可能性があります。ほんの一例を挙げると


おなじみソプターコンボ。弱者の剣も2マナ


強力コンボの片割れ。丸砥石も可


鉄壁の守り


サーチで出すとプロテクションは持たないけど、アドバンテージ源として文句なし。


最近流行りの凄い奴。テゼレッターに採用したレシピも出てきました。


詳細(要黒力線)を省くがお前は死ぬ!


MV=0だけど、急に出されると困るデッキは多いよね。

などなどなど、選択肢はかなり多いです。前述のイクサラン:失われし洞窟に収録の場に出たときに仕事をする系のアーティファクトに繋げても良いですしね。他にも紹介したいアーティファクトはたくさんあります。本当にたくさんあります。

元来、Transmute Artifactのようなサーチする系の呪文は、カードプールが増えれば増えるほど強くなると言われてきました。この呪文がステップアップする瞬間は今かもしれません。今でさえ高いけど・・・。


ここまで読んでいただきありがとうございました。最後に宣伝を少し・・・。

自分はテゼレッターのプレイ配信や、マジックに関する雑談配信、そして動画投稿を各プラットフォームでやっております。フォローとかチャンネル登録とかしていただけると幸いです。以下リンク

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