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Vaundy_LinerVice+を聞いて

俺の中のVaundyはポップロックだった。 「怪獣の花唄」はまっすぐで良い意味で荒く、うまいことポップスとロックを融合させいて、ONE OK ROCK やELLEGARDENのシンプルで力強い曲を聴いていた頃を想って聞いていた。 だからこそ、「踊り子」を聞いた時に肩透かしを食らった気分になった。ダウナーな曲は心地良いかもしれないが、俺が勝手に期待していたものではなかった。 「昔のVaundyの方が好きだったのにな…」 俺はVaundyの一面しか知らず、勝手に決めつけていたの

    • おとぎ話「バベルの塔」

      記事の概要「米澤穂信」の『儚い羊たちの祝宴』の紹介記事です。 作者情報とかアニメ『氷菓』を始めとする(古典部シリーズ)の原作者。 アニメでは淡くまぶしい青春物としての側面が強いが、本記事で取り上げる作品にそんな光はない。 暗く、冷たく、無慈悲である。 作品情報とかミステリ独特の暗さ、鋭さがある作品です。 ジャンル分けすればサスペンスに近いと思います。 要素としてはホラー要素もありますが、生々しさや異物感はあまりないです。 他方、「貴志祐介」の『天使の囀り』や「乙一」の

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