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帰ってきたイモトのWiFi

2022年末。
渋谷駅のサイネージで、懐かしい人が、さかんにピンポンを押していた。

帰ってきた。イモトのWiFi。

コロナ前の海外旅行で、空港でサッと受け取り、海外でネットを不自由なく使い、ポイッと戻せる、あれだけ便利さを実感したものが。

社名も分かりやすく「イモトのWiFi」に変えて、どんだけ切れ者なんだ、と思った。

そのサービスが、よみがえる。

コロナ禍では、例によって閑古鳥がないた。たいへんそうと思いきや、即座にPCR的なビジネスをはじめ、にしたんたんたんと繰り返すあのCMは、正直きらいなのだけど。

海外のWi-Fiサービスは、誰もが慣れ親しんだ名称で、もちろんイモトアヤコさんで、昔のビジュアルをおり混ぜて。

当のイモトさんは、その間、人柄的な良さを深めつつ、かつてのビックリドッキリだけでなく、だいぶ社会的なイメージが変わり、ご出産もされた。

昔のセーラー服&2つ結び&太眉に比して、新しいビジュアルは、ショートカットと、よく見ると少しふっくらした印象。その方が、サービスの残像も、使うわたしたち側も、昔と同じじゃないよね、いろいろあったよね感がなんとなしに共有できて、自然体だ。

渋谷駅から、一度、電車に乗ったんだけど、写真とればよかったと思い、原宿で引き返し、渋谷駅のダンジョンを上り下りして、写真に撮った。

2022年末。