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3月9日の円坐

※Facebookのイベントページを転載しております。

【3月9日の円坐 ごあいさつ】

直前になりましたが、
表記円坐を開催したいと思います。
よかったら、ご一緒ください。
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開くにあたって浮かんできたのはレミオロメンの3月9日という歌です。
日程がたまたま3月9日だったからなのですが、
だから円坐の名前もそのまま「3月9日の円坐」としました。

3月9日は卒業ソングみたいな感じでこの時期定番になっているので、よく耳にすることがあります。

歌詞は卒業というよりも、これから新たなスタートを切る
男女二人の歌のような感じを受けます。
情景が浮かんできて、いい歌だなぁって感じます。
ちょっとうらやましくなります(笑)

ボクは歌詞のサビの一節が好きなんですが、
これはいろんな関係にあてはまる感じがあるなぁって思ってます。

瞳を閉じれば あなたが

まぶたのうらに いることで

どれほど強くなれたでしょう

あなたにとって私も そうでありたい

仲間でも恋人でも家族でも
自分の心の中に存在している人がいると
色んなこと乗り越えられるなぁって思います。
勇気とか力とかもらえる感じです。

レミオロメンの歌詞ではないですが、
昨年末に母親が亡くなってから、
目を閉じるとすぐに会えるような感覚があります。
亡くなったら存在感がはっきりと自分の中に残る感じになっています。
母の生前にはなかった感覚です。

そして何かの度に想いを届けていたりします、
「お母さん頑張るから見といてね」って。
そういえば子どもの頃からそんな気持ちだったような気がします。
(そう書きながら、きっと母にとってもボクの存在は強くあらしめるものだったと思います)

自分のがんばりを見てほしい相手だったり、
守りたい相手だったり、本気でぶつかってくれる相手だったり、
そうやって自分の中に住んでいる他者のおかげで、
心のよりどころがありながら自分の感覚を確かめ、
活力持って生きていけてるんだなぁって感じます。

そうだそうだ、
今月、4日から24日までうちの実家のスナック梓で
亡くなった母・幸子:梓ママの追悼営業を行います。
常連のお客様たちにもご案内のハガキを出しました。

母の店や、母がいろんなお客さんの心の支えになってたことをよく聞いていました。常連の方々の中に住む母の存在を聞きながら、スナック梓のカウンターにてお酒のグラスを傾けれたら嬉しいなと思います。

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話を円坐に戻します。
円坐の中では、その場に居ない人であったり、
もう亡くなった方だったりが、話に出てきながら、
いろんな時間を飛び越しながら、
場が展開することがよくあるなぁと思います。

広間に敷いている座布団の数以上に円坐の登場人物が増えながら、ご一緒してる方の輪郭がはっきりしてくる感じがあります。語るその人を説明するに、必要な方々・存在なんだと思います。きっとその方の中に住まれてる方々なんだなって、いつも感じております。

さて、今回は大阪から有無の一坐の橋本仁美さんに来ていただきまして、二人の円坐守人での開催です。私も守人としてご一緒させていただきます。
有無の一坐の皆さんはボクにとっては本気でぶつかってくれる本当にありがたい仲間です。みなさんが居てくれるから、日々研鑽して生きていきたいなぁって思えております。長崎の方々に、出逢ってほしいメンバーです。

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

片山健太(けんちき)


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【1.日時】
2023年3月9日(木)
19時00分~22時00分
(15分前から開場しています)
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【2.会場】
自然と暮らしの学校『てつなぐ』(長崎市高平町15-1)
★路面電車・正覚寺下電停より徒歩7~10分です。

【3.募集定員】
4名ほど
(最低催行人数:1人以上で開催)
★メールorメッセージにて要申し込み。
★申し込み締め切り
3月9日(木)昼12時まで受付。

【4.参加費】
★3000円
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【5.その他】
★駐車場はございません。公共の交通機関と徒歩でお越しいただくことをおすすめしております。
★最寄の有料駐車場は、
正覚寺下パーキング(油屋町5-2)になります。
http://www.naga-den.com/publics/index/58/
★治療を目的としたグループではありません。心理治療など通院されている方は主治医とご相談の上、参加を検討されてください。

【6.申し込みについて】
お名前、メールアドレス、電話番号(当日連絡の取れる)を

1)片山(けんちき)まで(メッセージ)
2)『てつなぐ』に(メッセージ)
https://www.facebook.com/tetsunagu
3)または『てつなぐメール』に(メール)
tetsunagu1110◎gmail.com(◎を@に替えてください)
いずれかでお申込みください。

★補足★

【円坐とは】
1950年代、米心理学者カールロジャースによって始められたカウンセリング手法の一つに、非構成的エンカウンターグループがあります。それまで一対一で行われていたカウンセリングを少人数のグループで行ってみたのが始まりです。
その非構成エンカウンターグループを長く行ってきた橋本久仁彦氏が、日本人としての存在感をもとに再構築した集中的グループ。相互の人生に出会い、学びや成長を深めることができる手法と考えられています。

治療を必要とする方のためのグループセラピーではなく、そこに集まるメンバー相互の人生に出逢い、学びや成長を深める意味合いをもった面白い手法です。

『円坐』にはあらかじめ決まった目的や話すテーマ、展開など意図して構成されたものがありません。
集った人と円になって座り、心に浮かんだことを話したくなれば話し、話したくなければ沈黙し、想いのままに語り合い過ごしていい時間。

円坐守人(もりびと)は耳を澄まし、お互いの言葉をていねいに辿り合う場を作り、場をご一緒させていただく方と刻限を尊重しながら共に在ることに努めます。

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