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Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(1章)大災害後の世界

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世界的な大災害により、世界の経済活動は終わり優しい世界は作られた
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Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(1章)⑫

「はじめ、僕の服が切れちゃったんだ縫ってくれないか?」 「あそこに干してあった服だろ?縫…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(1章)⑪

早朝に山の頂上で景色を見るのが僕の日課だ。今日は先約がいた。 「おさむ、この山は他に人は…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(1章)⑩

ライフラインがなく、経済活動もない生活が続けば必要のない知識は忘れ、もしかしたら言葉まで…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(1章)⑨

森が橙色に染まり鳥のさえずりで目が覚めた、人間の生活は大きく変わったというのに野生動物の…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(1章)⑧

夕飯を食べ終わったら順番でお風呂に入った。もちろん電気もガスもないからドラム缶を焚き木で…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(1章)⑦

それにしても、シェフの作るご飯は美味しい。魚を焼くだけなんだから誰でもできそうなんだけど…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(1章)⑥

災害後に多くの人は、電気やガスや水道がある便利な世界に戻ることを考えていた。しかし世界中で災害が起きたので、復旧は難しいだろう。それならば、昔の生活に戻ればいいじゃないかと思ったんだ。 「ご飯ができたぞ、今日は魚の塩焼きと野草スープだ」 「待ってました、シェフがいてくれて助かったよ、僕はカップラーメンしか作ったことないからな」 「あきら、それは料理って言わないぞ」 この生活になって数年が経つが、最初のうちはキャンプが楽しくても、すぐに飽きるだろうと思っていた。しかしこの生

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(1章)⑤

食材を集めてきたけれど、僕は料理ができない。だけどここは共同生活だ、得意な人がやればいい…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(1章)④

もう一度便利な生活に戻りたいかというと、便利な生活をするには経済活動が必要であり、 働か…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(1章)③

川に着くと仕掛けに魚が3匹かかっていた。川の流れをせき止めて狭い場所におびき寄せる仕掛け…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(1章)②

美味しいものを食べて、趣味や旅行を楽しむ生活が当たり前だと思っていたけれど、経済活動がな…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方 1章①

この生活になって何年経つのだろうか? 電気・ガス・水道がなくてもこんなに快適に過ごせると…