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金融論と戦略論とラグビーとスカパラとおバカ映画(笑)が大好きな会社員(PMP&MBA)です https://www.instagram.com/tetsuya.y/

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【戦略論】 コーポレート・ガバナンス(企業統治) 〜GE帝国衰退史から学ぶ〜

コングロマリット経営のお手本だったGEのコーポレート・ガバナンスを分析し、長期的な価値追求を目指す、投資家と経営陣の在るべき関係を考察する エージェンシーコストとコーポレート・ガバナンス 米国的企業統治理論においては、エージェンシーコストの最小化が「企業統治(コーポレート・ガバナンス)」と認識されている エージェンシーコストとは、「プリンシパル(依頼主)とエージェント(代理人)との利害不一致が引き起こすコスト」を指す たとえば、GEの経営陣は株主からの指示に基づき、最

    • 【金融論】 コーポレート・ファイナンス 〜資本に制約がある場合の資本投資の選択〜

      企業はプラスの純現在価値(NPV)を持つ全てのプロジェクトに投資できるわけではない。資本に制約が存在し、その制約内(資本割当)で最適な投資パッケージを選択しなければならない ソフトな資本割当 財務上のコントロールを目的に, 経営陣によって採用される一時的な制約がある 具体的には、各部門に対して支出(投資)上限を設け、プロジェクトの優先順位を決めることが効果的な場合がある そのような上限は、バイアスのある無秩序なキャッシュフロー予測を削減する効率的な手段であると認識され

    【戦略論】 コーポレート・ガバナンス(企業統治) 〜GE帝国衰退史から学ぶ〜