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#35. インド旅行記:カジュラホ(Khajuraho)

旅行記の記事が結構続いている。これから行く所も含めてあと4ヶ所分くらい書く予定でいるが、思い返しながら書くのが結構楽しい。旅行中「これ絶対ネタになるじゃん」と思う出来事に出会うとテンションが上がる。何でもネタにして楽しめばいい。惜しむらくは、noteを始める前にも色々行っていたがそれを書き残しておかなかったこと。アムリトサル、レー・ラダックとパンゴンツォ、ダージリン、チァンディーガル等々。全部書いてたら5万字分くらいは書けたと思う。旅行記でなくてもいいけど、いつか本を出したいと漠然ながら最近思う。

今回は2泊3日で友人とカジュラホ(Khajuraho)に行った時の話。カジュラホは人口5,000人くらいの小都市だが、様々な性交シーンの彫刻が施された寺院群が有名で、1986年に文化遺産登録されている。時系列的には結構(というか大分)前の話だけど、カジュラホはインド国内の中でも"行きたい度"がベスト3に入る観光地だったのでやはり書き残しておきたい。それではスタート。

カジュラホへの移動は列車と車。先ずは0600にニューデリー駅発のRKMP-SHATABOIに乗りJansi駅へ向かう。その日の朝は寒くて、空気が汚くて空気が汚くて、空気がもうめちゃくちゃに汚かったけど、それでも念願のカジュラホに心が躍る。

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電車はオンタイムの運行。よく遅延する話は聞くけど、毎度電車運良いなと思う。車内サービスのコーヒーや朝食を食べ4h程でJansi駅に到着。

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電車を降りた所に自分たちの名前を記入した紙を持ったドライバーが立っていた。彼に引率されそこから車で移動。ここからカジュラホまでは車で約3hだが、先ずはオルチャ(Orchha)という町でランチ。オルチャは宮殿や寺院のある観光地で、Jansi駅から30分ほどで行ける。オルチャに着きその地域で数軒しかない3つ星(か4つ星)のホテルでランチをする。レストランのオープン20分前だったので、癖の強い絵の写真を撮り、「人が宗教に心酔する心理は何か」といったことを話しながら隣接していた庭園を散歩し時間を潰す。料理はインドビュッフェにした。

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ランチを終えカジュラホへ向かう。二人ともTwiceが好きなので、車内ではひたすらTwiceの曲を流し歌いまくる。これよこれ、大事なのは。こういうこと。ちなみにTwiceではサナが好き。オーディション番組『SIXTEEN』での生春巻き作るシーンは肝が据わってる。合同練習に遅れたメンバー(応募生)への叱咤も的確で熱がこもってる。『LIKE〇』のPVの歌い出しの部分めっちゃ好き。"シャーシャーシャー"も"らしさ"が詰まってる。ハングルの発音もほぼネイティブらしいね。ご両親との3ショットの時の金髪も似合ってる。(サナのことは語れる)

さて、カジュラホに到着しホテルにチェックインしたのは夕方。夜ご飯はルームサービスを頼み、スナックを開け、道中で買ったウイスキーを飲み酔っぱらう。最初は真面目に仕事の話をしていたのだが段々テンションが上がってきた。そして、どちらから言い出したのかは分からないが、気づいたら2人してTwiceの『I CAN'T STOP M〇』と『The Feel〇』のダンスレッスン動画を2h見続け、全力で踊り、汗だくになるという謎のムーブをかましていた。「せんせーちょっと待って!早い!!」とか言いながら。この時間が意味分からなくてめちゃめちゃ楽しかった。比古清十郎は「春は夜桜、夏には星、秋には満月、冬には雪。それで十分酒は美味い」と言っている。自分が住むデリーにはそのどれもが無いけど、こうして飲む酒は十分美味い。そして何とかサビの部分を覚え満足。シャワーを浴び日付が変わる頃に寝た。

2日目の朝。朝食を食べに会場へ。椅子とテーブルは外に出ていたけど、濃いめの霧が出ていたせいかテーブルクロスが濡れていた。まぁ、そんなことはもう何とも思わない。通常運転。インド料理と色の薄いオムレツとフルーツを食べ、部屋へ戻り準備をして出発。ロビーにガイドが来ていたので、手配をしていた車へ一緒に乗り込む。

この日が観光のメイン。カジュラホで有名なのは西郡の寺院。宿から10分くらいで到着。霧がすごいが徐々に晴れるだろうと寺院群の中へ。どこもかしこもまぐわっている石造彫刻。デフォルメされてるけど、挿入部分とか結構リアルに造られている。ガイドから色々な説明やガイドを受けたけど、もうびっくりするくらい全く覚えてない。覚えてるのはガイドのドヤ顔くらい。

あー、だめだ...やっぱ解像度の高い内に書かないと忘れてしまう。ということで、今回は写真色々貼って終わり(唐突)。正味、カジュラホは西郡の寺院が観光の9割くらいを占めているし、街中にも特筆するような場所は無いけど、忙しなさとは無縁の柔らかい空気が心地よい。こういう場所へ沢山行きたいし、いつまでもこうした場所を楽しめる自分でいたい。

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End.

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