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ポルトガルでソフトウェアエンジニアになるまで 第1章 はじめに

はじめまして、ソフトウェアエンジニアのTettoです。ポルトガルのスタートアップでフルスタックエンジニアとして働き始めたばかりで、数ヶ月後には日本からポルトガルに移住する予定です。このブログでは、海外転職や移住、そして海外でエンジニアとして働く中で、自分がやってきたことや知見を出来るだけ詳しくまとめていきます。

海外で働くことを夢みるソフトウェアエンジニアは少なくないのではないかと思いますし、移住や転職についての情報もネットにはそこそこ存在しています。それでもなお、このブログには以下のようなユニークな価値があります。

日本にいながら、現地ポジションとして雇用された方法であること

私は、ポルトガルのスタートアップで、Open-ended contractという正社員相当の契約で働かせてもらうことになりました。「ソフトウェアエンジニアとして海外で働く」方法はいくつもあって、代表的なものとしては、

  • 外資系の会社(GAGA等)に入り、海外の支社に転勤する

  • 海外留学してコンピューターサイエンスの学位をとり、そのまま現地で就職する

  • 日本にいつつ、海外のフルリモートの案件で働く

  • デジタルノマドビザで海外に住みつつ、日本/海外の仕事をする

などが挙げられます。自分はこのどれにも当てはまらず、「日本にいながら、現地に住んでいる人向けのソフトウェアエンジニアの案件に応募し、採用された」というパターンになります。色々な偶然も重なってうまくいった点もありますが、同じパターンで就職した人をネット上で見たことはなく、極めてレアなパターンではないかと思います。なお デジタルノマドビザを使った方法については、私も最後まで選択肢として残していたものだったので詳述します。

40歳手前のシニアエンジニアが海外就職に成功したこと

海外転職活動をしていたとき、私は39歳でした。

ネット上で見つかる海外移住・就職の話は、多くがワーキングホリデーを利用した20代の話で、その次が30代の前半といった感じです。30代後半ではじめて海外就職したエンジニアの体験談というのは見たことがありません。そもそも、日本国内ですら、35歳を超えると「35歳定年説」などが謳われエンジニアとしては伸びにくくなると認識されています。そんな中、海外にチャレンジなど正気の沙汰ではないと思われるかもしれません。

全くその心配はありません。

私は40歳手前で、なんのコネも持たずに海外企業に応募し、自分の思い描いた理想のソフトウェアエンジニアの仕事を得ることができました。

もちろん、20代・30代前半とは異なるアプローチは必要になりますが、とにかく、年齢によって海外就職を諦める必要はないのです。このブログをきっかけに、海外で働く夢にチャレンジするエンジニアの方が増えてくれれば、これほど嬉しいことはありません。

2024年最新の海外転職ノウハウであること
このブログでは、2023年11月に海外転職活動を開始し2024年3月にポルトガルの会社含めて3つの会社からオファーを得るまでの体験や知見を詳しく記載しています。

年齢や場所をナチュラルにCVやカバーレターに書く方法、ChatGPT、カスタムGPTsを海外転職にフル活用したり、LinkedInの新しい機能をうまく使う方法など、2024年に海外転職をするために自分が使った全ての方法を詰め込んでいます。

次は、自分のバックグラウンド、そしてなぜ海外で働こうと思ったのか、を書いて行こうと思います。

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